白戸圭一
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白戸 圭一(しらと けいいち、1970年-)は日本のアフリカ地域研究者。立命館大学国際関係学部教授。
来歴
[編集]埼玉県出身。市立浦和高等学校を経て[1]、1993年立命館大学国際関係学部卒業。1995年に立命館大学大学院国際関係研究科修士課程を修了し、毎日新聞社に入社。
鹿児島支局、福岡総局(現西部本社報道部福岡本部)、外信部、ヨハネスブルク特派員、政治部、ワシントンD.C.特派員を経て2014年3月に退社。三井物産戦略研究所へ移籍し、主席研究員、欧露中東アフリカ室長などを経て、2018年4月より現職。
単著「ルポ資源大陸アフリカ 暴力が結ぶ貧困と繁栄」(東洋経済新報社)で第53回日本ジャーナリスト会議賞受賞、第9回新潮ドキュメント賞最終候補。
京都大学アフリカ地域研究資料センター特任教授、三井物産戦略研究所客員研究員、ササカワアフリカ財団理事を兼務する。
人物
[編集]立命館大学時代は探検部に所属し、1991年にニジェールの半砂漠地帯の村でテント生活をした。そのときの模様を映像に収めてテレビ番組を制作し、『アフリカはいつもハッピー』という紀行文も探検部の共著で執筆した。この経験でアフリカに関心を持ったという。後に立命館大学探検部の顧問を務めている[2]。
著作物
[編集]単著
[編集]- 『ルポ資源大陸アフリカ――暴力が結ぶ貧困と繁栄』 東洋経済新報社、2009年 朝日文庫(解説:成毛眞)、2012年
- 『日本人のためのアフリカ入門』 ちくま新書、2011年
- 『ボコ・ハラム イスラーム国を超えた「史上最悪」のテロ組織』新潮社、2017年
- 『アフリカを見る アフリカから見る』 ちくま新書、2019年
- 『はじめてのニュースリテラシー』ちくまプリマー新書、2021年
共著
[編集]- 『アフリカはいつもハッピー』(かもがわ出版、1993)
- 『新生南アフリカと日本』(勁草書房、1994)
- 『南アフリカと民主化』(勁草書房、1996)
- 『地域研究調査法を学ぶ人のために』(世界思想社、1996)
- 『社会開発論』(有信堂高文社、2001)
- 『新神への挑戦』(毎日新聞社、2002)
- 『巨龍 中国の実像』(毎日新聞社、2002)
- 『脱米潮流』(毎日新聞社、2006)
- 『南アフリカを知るための60章』(明石書店、2010)
- 『社会人のための現代アフリカ講義』(東京大学出版会、2017)
- 『アフリカ安全保障論入門』 (晃洋書房、2019)
- 『プライマリー国際関係学』(ミネルヴァ書房、2021)
脚注
[編集]- ^ Company, The Asahi Shimbun. “朝日新聞デジタル:(5)武道で鍛えた心身 専門の道を極める - 埼玉 - 地域”. www.asahi.com. 2021年4月11日閲覧。
- ^ “大学探検部が存続できない窮屈な時代 「挑戦する若者」は育つのか”. 朝日新聞GLOBE+. (2019年8月8日)
外部リンク
[編集]- 白戸 圭一 | 指導教員 | 国際関係研究科 | 立命館大学
- 白戸圭一 - J-GLOBAL
- 白戸圭一 - researchmap
- 論文一覧(KAKEN)
- 白戸圭一 - KAKEN 科学研究費助成事業データベース
- 日本の研究.com:835877
- 執筆者プロフィール < 白戸圭一の記事一覧 | 新潮社 Foresight(フォーサイト) | 会員制国際情報サイト