白樺ガス田
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白樺ガス田(しらかばガスでん、中国名:春晓油气田)は、東シナ海の中華人民共和国が主張する排他的経済水域 (EEZ) の内、日本が排他的経済水域を主張する日中中間線からはわずか4キロメートル部分だけが中国側に位置しているガス田である。白樺ガス田には、西湖海溝の4つの天然ガス田(他のものは楠(中国名:断橋)、樫(中国名:天外天)、(中国名:残雪))のうち中国が最初に開発したものである。
ガス田は2006年1月28日に生産を開始した[1]中国海洋石油総公司 (CNOOC) と中国石油化工 (Sinopec) が用地を運営。ユノカルとシェルは、高コスト、付加埋蔵量の不確実さと領土問題を理由に2004年後半にプロジェクトから撤退した。
中国海洋石油総公司は残埋蔵量を316億BOE、そのうちの油は38億バレル、残りに天然ガス(1,669億立方フィートまたは47億立方メートル)が含まれると推定した。
脚注
[編集]- ^ "CNOOC taps gas field amid border flap with Japan." Wall Street Journal. April 6, 2006, p. A13.