白箸翁
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白箸 翁(しらはし の おきな、生没年不詳)は、平安時代前期の老人[1]。
略歴
[編集]名と姓、出身地は不明。 通称は貞観末、京都で白い箸が売られた事による[1]。 彼は白くて柔らかい髪をしていて、服や靴を片付けず、いつも古くて黒いひとを着ており、冬と夏に着替えることは無かったとされる。 市内の80歳の男性が「わたしは子供の時から翁を知っている。その服装や容貌が今と変わらない。」と語った。 人から食料をもらったときは、量を聞かずに満腹になって酔い始めるまで食べ続けていたという。
時々数日間食べたり飲んだりせず、空腹の顔色はない。 利己的で謙虚で、感情的に不安定だったという。 その後、彼は街の門で病気で亡くなったとされる。 市内の人々は老人を憐れみ、東河の東側に遺体を埋めた。 20年後、法華経の僧侶が南山石室で老人を見て「お元気でしょうか」と尋ねると、笑ったが答えなかった[1]。 白箸翁が行った事を聞いた人は皆、この奇妙なことに感動したと言われている。