皆殺しの挽歌
『皆殺しの挽歌』 | ||||
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ZZトップ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ハードロック、ブルースロック、サザン・ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | ワーナー・ブラザース・レコード | |||
プロデュース | ビル・ハム | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ZZトップ アルバム 年表 | ||||
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『皆殺しの挽歌』(原題:Degüello)は、アメリカ合衆国のロック・バンド、ZZトップが1979年に発表した6作目のスタジオ・アルバム。ワーナー・ブラザース・レコード移籍第1弾アルバムとして発表された。
背景
[編集]前スタジオ・アルバム『テハス』(1976年)発表に伴うツアーの終了後、ZZトップは活動を休止しており、その間にマネージャーのビル・ハムがワーナー・ブラザース・レコードとの契約を得た[3]。
「アイ・サンキュー」は、1968年にサム&デイヴの歌唱でヒットした曲のカヴァー。「ダスト・マイ・ブルーム」はブルースのスタンダード・ナンバーで、ロバート・ジョンソンの「I Believe I'll Dust My Broom」が原曲だが、ZZトップはエルモア・ジェームスが1951年に録音したヴァージョンに基づいている[4]。
アルバムのクレジットには明記されていないが、ZZトップは本作収録曲「チンピラ・ダンディ」で初めてシンセサイザーを導入した[5]。
反響・評価
[編集]本作はアメリカのBillboard 200で24位に達し、本作からのシングルは「アイ・サンキュー」がBillboard Hot 100で34位、「チンピラ・ダンディ」が89位に達した[2]。
Stephen Thomas Erlewineはオールミュージックにおいて「1973年の『トレス・オンブレス』以来の傑作」「"Cheap Sunglasses"や"Fool for Your Stockings"が示しているように、グルーヴはよりハードかつ滑らかになり、また、彼らの斜に構えた感性やユーモアが強く出始めた」と評している[6]。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はビリー・ギボンズ、ダスティ・ヒル、フランク・ベアードの共作。
- アイ・サンキュー "I Thank You" (Isaac Hayes, David Porter) – 3:25
- あの娘はクルマに夢中 "She Loves My Automobile" – 2:23
- アイム・バッド、アイム・ネーションワイド "I'm Bad, I'm Nationwide" – 4:53
- ア・フール・フォー・ユア・ストッキング "A Fool for Your Stockings" – 4:16
- マニック・メカニック "Manic Mechanic" – 2:36
- ダスト・マイ・ブルーム "Dust My Broom" (Elmore James) – 3:09
- ローダウン・イン・ザ・ストリート "Lowdown in the Street" – 2:50
- ハイ・ファイ・ママ "Hi Fi Mama" – 2:25
- チンピラ・ダンディ "Cheap Sunglasses" – 4:48
- ひとりぼっちのエスター "Esther Be the One" – 3:31
参加ミュージシャン
[編集]脚注
[編集]- ^ ZZ Top - Degüello - austriancharts.at
- ^ a b ZZ Top - Awards : AllMusic
- ^ ZZ Top - Profile and Discography of Blues Rock Band ZZ Top - About.com Blues - by Reverend Keith A. Gordon - 2014年4月1日閲覧
- ^ A Brief History of "I Believe I'll Dust My Broom" - americanbluesscene.com - 2014年4月1日閲覧
- ^ ZZ Top: From A To ZZ - Page 2 | Guitar World - 2014年4月2日閲覧
- ^ Degüello - ZZ Top | AllMusic - Review by Stephen Thomas Erlewine