真下章
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真下 章(ましも あきら、1929年(昭和4年)3月7日 - 2019年(平成31年)2月13日)は、日本の詩人。
群馬県勢多郡粕川村(現前橋市粕川町)出身。 赤城山南麓の村で養豚農場を営みながら、その日常や豚の視線からの詩作を行い、社会を問い人間を問い己を問うた。寡作であったが、主に同人誌~軌道・越境・土偶・東国等に作品を発表した。また季刊文化誌「上州風」にはエッセーと木版画を寄稿した。
賞歴
[編集]1970年(昭和45年)第5回上毛文学賞を詩「朝の庭」で受賞[1]。1975年(昭和50年)第13回群馬県文学賞(詩部門)を詩「屠場休日」で受賞[2]。1980年(昭和55年)第3回岡田刀水士賞を詩集『豚語』で受賞。1988年(昭和63年)第38回H氏賞を詩集『神サマの夜』で受賞[3][4][5]。
詩集刊行
[編集]- 『豚語』おんばこ農場・私家版 1979年(昭和54年)
- 『神サマの夜』紙鳶社 1987年(昭和62年)
- 『豚語』紙鳶社・新装版 1988年(昭和63年)
- 『赤い川まで』沖積社・現代詩人コレクション 1989年(平成元年)
- 『いろはにこんぺと 伊呂波児坤平唐』紙鳶社 1999年(平成11年)
- 『ゑひもせす』コピー・私家版 2012年(平成24年)
- 『ゑひもせす』榛名まほろば出版 2020年(令和2年)