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矢吹寿秀

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

矢吹 寿秀(やぶき としひで、1965年 - )は、テレビ番組のディレクター、プロデューサーNHK制作局統括プロデューサー[1]。株式会社 NHKエデュケーショナル 取締役(非常勤)、NHKメディア総局 第2制作センター センター長。[2]

略歴

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大阪府堺市生まれ。京都大学工学部卒、同大学院修士課程修了後、NHKに入局。東京の衛星放送局、番組制作局、仙台放送局などでディレクターやプロデューサーとして番組を制作。

主な担当番組と受賞歴

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  • 1993年ドキュメンタリー「とぶ心」 モントルー国際エレクトロニックシネマ・フェスティバル 個人表彰(審査委員長:大島渚
  • 1995年 NHKスペシャル新・電子立国 第1回 驚異の画像〜ハリウッドのデジタル技術〜」 第37回科学技術映像祭 科学技術庁長官賞[3]
  • 2004年 NHKスペシャル「疾走 ロボットカー 〜アメリカ軍の未来戦略〜」 ギャラクシー賞月間賞・ギャラクシー賞テレビ部門奨励賞[4]
  • 2005年 NHKスペシャル「安全の死角 〜検証・回転ドア事故〜」 第47回科学技術映像祭 内閣総理大臣賞[5]
  • 2008年 ドラマ「お米のなみだ」国際ドラマフェスティバル in TOKYO 2009 作品賞 ローカルドラマ賞[6](主演:奥田恵梨華
  • 2009年 ハイビジョンふるさと発「嵐の気仙沼 〜港町の特別な一日〜」 放送文化基金賞 ドキュメンタリー部門本賞(グランプリ)[7]
  • 2010年 ETV特集「なぜ希望は消えた? 〜あるコメ農家と霞が関の半世紀〜」 ギャラクシー賞月間賞[8]・ギャラクシー賞テレビ部門奨励賞
  • 2010年 ETV特集「ぼくらの夢の物語」 ギャラクシー賞月間賞[9]・ギャラクシー賞テレビ部門奨励賞
  • 2011年 ETV特集「枯葉剤の傷痕を見つめて」第48回ギャラクシー賞テレビ部門優秀賞[10] (ディレクター:坂田雅子
  • 2011年 放送人グランプリ2011奨励賞[11]
  • 2011年 ETV特集「シリーズ 大震災発掘 第1回 埋もれた警告」 ギャラクシー賞月間賞・ギャラクシー賞テレビ部門奨励賞[12]
  • 2012年 ETV特集「地球の裏側で”コシヒカリ”が実る」 第28回農業ジャーナリスト賞[13]
  • 2013年 ETV特集「毒と命~カネミ油症 母と子の記録~」 ギャラクシー賞月間賞[14] 第51回ギャラクシー賞テレビ部門奨励賞[15]
  • 2014年 NHKスペシャル「認知症800万人時代」 ギャラクシー賞月間賞・ギャラクシー賞テレビ部門選奨[16]
  • 2017年 NHKスペシャル「シリーズ古代遺跡透視 大ピラミッド 発見!謎の巨大空間」 第59回科学技術映像祭 優秀賞[17]・2018年度 科学放送高柳賞 優秀賞[18]
  • 2018年 ETV特集「長すぎた入院」 ギャラクシー賞月間賞[19]・第55回ギャラクシー賞テレビ部門選奨 アメリカ国際フィルム・ビデオ祭 シルバースクリーン賞[20]
  • 2018年 ETV特集「忘却に抗う~福島原発裁判・原告たちの記録~」 ギャラクシー賞月間賞[21]・第55回ギャラクシー賞テレビ部門奨励賞
  • 2018年 ETV特集「カキと森と長靴と」 2018年 ABU賞 ある視点部門 奨励賞[22] ニューヨーク・フェスティバル2019 環境&エコロジー部門 金賞(Gold World Medal)[23] ジャクソン・ワイルド・メディア・アワーズ2019 審査員特別賞(外国語作品)[24] 第34回農業ジャーナリスト賞特別賞[25]
  • 2018年 ETV特集「ラーマのつぶやき~この社会の片隅で~」 2018年 地方の時代賞 選奨[26] ギャラクシー賞月間賞[27]・第56回ギャラクシー賞テレビ部門奨励賞 座・高円寺ドキュメンタリーフェスティバル2019 コンペティション部門入賞[28]
  • 2018年 ETV特集「人知れず 表現し続ける者たちⅡ」 第70回 イタリア賞 テレビ・パフォーミングアート部門 特別表彰[29]  ニューヨーク・フェスティバル2019 アート部門 銅賞(Bronze World Medal)[30] 国際アートブック&フィルムフェスティバル審査員特別賞[31] 第55回ギャラクシー賞テレビ部門奨励賞[29]
  • 2019年 ETV特集「忘れられた“ひろしま”~8万8千人が演じた“あの日”~」 ギャラクシー賞月間賞[32]・第57回ギャラクシー賞テレビ部門奨励賞
  • 2019年 ETV特集「誰が命を救うのか 医師たちの原発事故」 第56回ギャラクシー賞テレビ部門優秀賞[33] 第62回日本ジャーナリスト会議賞(JCJ賞)[34] 2019年 地方の時代映像祭 放送局部門 優秀賞[35]
  • 2021年 ETV特集「ドキュメント 精神科病院×新型コロナ」 令和3年度 文化庁芸術祭 テレビ・ドキュメンタリー部門 優秀賞[36]

著書・共著など

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  • 『新電子立国6 コンピューター地球網』(相田洋との共著) 日本放送出版協会 1997.3
  • 『日本の宿題』 (NHK「日本の宿題」プロジェクトの共著) 日本放送出版協会 2001.3
  • 『「狂牛病」どう立ち向かうか』 日本放送出版協会 2001.12
  • ものしり一夜づけ 1』 (NHKものしり一夜づけチームの共著) 近代映画社 2003.12
  • 『キラーストレス』 (NHKスペシャル取材班・序文) 日本放送出版協会 2016.11
  • 『「キラーストレス」から心と体を守る! マインドフルネス&コーピング実践CDブック』(NHKスペシャル取材班) 主婦と生活社 2017.5

脚注

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  1. ^ 旗本浩二 (2021年6月27日). “ドキュメンタリーの実験室「ETV特集」が挑んだ“NHK流”の全面否定”. 読売新聞オンライン. https://www.yomiuri.co.jp/culture/20210623-OYT8T50032/ 2022年2月19日閲覧。 
  2. ^ 会社基本情報|教育コンテンツならNHKエデュケーショナル”. 会社基本情報|教育コンテンツならNHKエデュケーショナル. 2022年11月25日閲覧。
  3. ^ 新・電子立国 第1回 「驚異の画像~ハリウッドのデジタル技術~」”. jp.channel.pandora.tv. pandora.tv. 2020年3月25日閲覧。
  4. ^ 第42回(2004年度)”. NPO法人 放送批評懇談会. 2020年3月25日閲覧。
  5. ^ 「安全の死角 ~検証・回転ドア事故~」第47回 科学技術映像祭 内閣総理大臣賞受賞”. NHKスペシャル. NHK. 2020年3月25日閲覧。
  6. ^ 国際ドラマフェスティバル:Award”. j-ba.or.jp. 2020年3月25日閲覧。
  7. ^ Corporation), NHK(Japan Broadcasting. “NHK コンクール受賞番組”. www6.nhk.or.jp. 2018年9月13日閲覧。
  8. ^ Webadmin, 投稿者: (2019年9月18日). “ETV特集 「なぜ希望は消えた?~あるコメ農家と霞が関の半世紀」”. NPO法人 放送批評懇談会. 2020年3月25日閲覧。
  9. ^ Webadmin, 投稿者: (2019年9月18日). “ETV特集 「ぼくらの夢の物語」”. NPO法人 放送批評懇談会. 2020年3月25日閲覧。
  10. ^ 第48回(2010年度)”. NPO法人 放送批評懇談会. 2020年3月25日閲覧。
  11. ^ 会報 No.51”. 放送人の会. 2020年3月26日閲覧。
  12. ^ NHK【ETV特集】「シリーズ 大震災発掘 第1回 埋もれた警告」12/11(日)夜10時、再放送:2012年1/4(水)午前1時(火曜深夜)”. www.nhk.or.jp. 2018年9月13日閲覧。
  13. ^ NHK コンクール受賞番組”. www6.nhk.or.jp. 2020年3月25日閲覧。
  14. ^ “5月ギャラクシー賞に「NNNドキュメント’13」など”. 産経新聞. (2013年7月2日). https://www.sankei.com/article/20130702-PUYJEP2HEZOH3HOHKW4PH2G4QQ/ 2022年2月19日閲覧。 
  15. ^ 受賞履歴|ETV特集”. www.nhk.or.jp. 2020年3月25日閲覧。
  16. ^ NHK コンクール受賞番組”. www6.nhk.or.jp. 2020年3月25日閲覧。
  17. ^ NHK コンクール受賞番組”. www6.nhk.or.jp. 2020年3月25日閲覧。
  18. ^ 公益財団法人 高柳健次郎財団:第48回 2017年 科学放送高柳健次郎賞 受賞番組”. takayanagi.or.jp. 2020年3月25日閲覧。
  19. ^ 突出して多い日本の精神科病床〜ETV特集「長すぎた入院 精神医療・知られざる実態」”. gooニュース (2018年4月22日). 2020年3月25日閲覧。
  20. ^ 2019年度受賞番組”. NHK. 2020/03/36閲覧。
  21. ^ 福島の人々の静かな怒り〜ETV特集 「忘却に抗う〜福島原発裁判・原告たちの記録〜」”. gooニュース (2018年6月1日). 2020年3月25日閲覧。
  22. ^ NHK コンクール受賞番組”. www6.nhk.or.jp. 2020年3月25日閲覧。
  23. ^ 日本放送協会. “受賞履歴”. ETV特集 - NHK. 2020年3月25日閲覧。
  24. ^ 2019年度コンクール受賞番組”. NHK. 2020/03/36閲覧。
  25. ^ 2019年度受賞番組”. NHK. 2020年3月26日閲覧。
  26. ^ 2018年入賞作品一覧 | 作品紹介 | 「地方の時代」映像祭”. www.chihounojidai.jp. 2020年3月25日閲覧。
  27. ^ 2018年4月度”. ギャラクシー賞 月間賞. 放送批評懇談会. 2022年2月19日閲覧。
  28. ^ NHK コンクール受賞番組”. www6.nhk.or.jp. 2020年3月25日閲覧。
  29. ^ a b ETV特集「人知れず表現し続ける者たちⅡ」”. NHKドキュメンタリー. NHK. 2020年3月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年3月25日閲覧。
  30. ^ 日本放送協会. “受賞履歴”. ETV特集 - NHK. 2020年3月25日閲覧。
  31. ^ 2019年度受賞番組”. NHK. 2020/03.26閲覧。
  32. ^ 【ギャラクシー賞テレビ部門8月度月間賞】-「GALAC」2019年11月号”. NPO法人 放送批評懇談会. 2020年3月25日閲覧。
  33. ^ 第56回(2018年度)”. NPO法人 放送批評懇談会. 2020年3月25日閲覧。
  34. ^ 【受賞】2019年日本ジャーナリスト会議 JCJ賞 受賞のお知らせ | 私たちについて”. みんなのデータサイト. 2020年3月25日閲覧。
  35. ^ 2019年入賞作品一覧 | 作品紹介 | 「地方の時代」映像祭”. www.chihounojidai.jp. 2020年3月25日閲覧。
  36. ^ https://twitter.com/nhk_etoku/status/1482351953711620097”. Twitter. 2022年4月2日閲覧。

参考文献

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