矢橋透
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矢橋 透(やばせ とおる、1957年 - )は、日本のフランス演劇研究者、岐阜大学教育学部教授[1]。
略歴
[編集]神奈川県鎌倉市生まれ。1980年[注 1]筑波大学第二学群比較文化学類比較文学専攻卒、1987年同大学院文芸・言語研究科フランス文学博士課程満期退学、岐阜大学助手、1989年講師、1991年助教授、教授。2004年「仮想現実メディアとしての演劇 フランス古典主義芸術における<演技>と<視覚> 」で筑波大学文学博士。[2]
著書
[編集]- 『劇場としての世界 フランス古典主義演劇再考』(水声社) 1996
- 『仮想現実メディアとしての演劇 フランス古典主義芸術における<演技>と<視覚>』(水声社) 2003
- 『演戯の精神史 バロックからヌーヴェルヴァーグまで』(水声社) 2008
- 『〈南仏〉の創出 癒しの文化史』(彩流社) 2011
翻訳
[編集]- 『フィギュール 3』(ジェラール・ジュネット、天野利彦共訳、風の薔薇・白馬書房、叢書記号学的実践) 1987
- 『犠牲に供された君主 ルイ十四世治下の演劇と政治』(J.-M.アポストリデス、平凡社、テオリア叢書) 1997
- 『崇高なるプッサン』(ルイ・マラン、みすず書房) 2000
- 『ルーダンの憑依』(ミシェル・ド・セルトー、みすず書房) 2008
- 『留まれ、アテネ』(ジャック・デリダ、みすず書房) 2009
- 『ヌーヴェル・ヴァーグの全体像』(ミシェル・マリ、水声社) 2014
論文
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 岐阜大学のサイトでは79年となっているがこれは年度のことだと思われる。
出典
[編集]- ^ “教育・研究等活動情報”. 岐阜大学. 2015年2月8日閲覧。
- ^ 『〈南仏〉の創出 癒しの文化史』(著者紹介