知手駅
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知手駅 | |
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駅付近。側線は撤去されている(2010年6月) | |
しって SHITTE | |
◄神栖 (6.3 km) (2.8 km) 奥野谷浜► | |
所在地 | 茨城県鹿島郡神栖町(現・神栖市)東和田 |
所属事業者 | 鹿島臨海鉄道 |
所属路線 | 鹿島臨港線 |
キロ程 | 16.4 km(鹿島サッカースタジアム起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1970年(昭和45年)7月21日 |
廃止年月日 | 2018年(平成30年)3月17日 |
備考 | 貨物専用駅 |
知手駅(しってえき)は、茨城県神栖市東和田にあった鹿島臨海鉄道鹿島臨港線の貨物駅である。
歴史
[編集]- 1970年(昭和45年)7月21日:開業。旭電化工業専用線を新設[1]。
- 1971年(昭和46年)7月20日:クラレ専用線を新設[1]。
- 1975年(昭和50年)1月:旭硝子専用線を新設[1]。
- 2010年(平成22年)1月から2月頃:側線を撤去。
- 2018年(平成30年)3月17日:廃止[2]。
駅概要
[編集]地上駅で、臨時の車扱貨物の取扱駅であり、神栖駅と奥野谷浜駅を結ぶ貨物列車が運転停車を行った[3]。
かつては、駅周辺に工場がある旭硝子(現・AGC)や鹿島ケミカル、旭電化工業(現・ADEKA)、クラレ、鐘淵化学工業(現・カネカ)の専用線がそれぞれ駅から分岐していた[4]が、これらはすべて廃止されている。このうち旭硝子専用線が最後まで使用され、液化塩素の発送があった。
かつての旅客営業運行では、鹿島港南駅が閉塞の境となっていなかったことから、車庫のある神栖駅からここまで旅客車両を出庫回送した上で折り返していた。
駅周辺
[編集]隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 『鹿島臨海鉄道株式会社30年史』 鹿島臨海鉄道、2003年
- ^ 石野哲『駅名来歴事典 国鉄・JR・第三セクター編』JTBパブリッシング、2022年、121-122頁。ISBN 978-4-533-15118-7。
- ^ 郷田恒雄 「全国の現役機関車をめぐって 民営鉄道の電気機関車・ディーゼル機関車はいま... -その17-」『鉄道ファン』572号、交友社、2008年10月
- ^ 「昭和58年版専用線一覧表」『トワイライトゾーンMANUAL 6』 ネコ・パブリッシング、2005年