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石上寺 (亀山市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
石上寺

本堂
所在地 三重県亀山市和田町1185
位置 北緯34度51分30秒 東経136度28分43秒 / 北緯34.85833度 東経136.47861度 / 34.85833; 136.47861
山号 那智山
院号 松壽院松寿院
宗旨 古義真言宗
宗派 高野山真言宗
本尊 子安延命地蔵菩薩
創建年 延暦15年(796年
開基 紀真龍
正式名 智山松壽院石上寺
那智山松寿院石上寺
札所等 伊勢七福神霊場 布袋尊
東海近畿地蔵霊場 第5番
三重四国八十八箇所霊場 第26番
法人番号 3190005003299 ウィキデータを編集
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石上寺(せきじょうじ)は、三重県亀山市和田町[1]にある、高野山真言宗の仏教寺院。山号は 那智山(なちさん)、院号は 松寿院(しょうじゅいん)。本尊は子安延命地蔵菩薩

歴史

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延暦15年(796年)大和国布留郷(ふるのさと)の住人「紀真龍」(きのまたつ)が、石上神宮の神告により、この地へ那智山熊野権現を勧請し、新熊野三社として祀ったのが、新熊野権現社の起源で、同年8月弘法大師が真龍の元を訪れ、地蔵菩薩を刻み一宇を建立して、那智山石上寺と名付けたのが、当山の始まりとされている。

朱雀天皇(在位931年 - 947年)の勅願寺や、建久6年(1195年)に鎌倉将軍家の祈願所となるなど、名刹で壮大な神廟寺院も、永禄年中(1567年 - 1569年)の頃、織田信長の伊勢進攻の兵火により焼失するが、権現社と地蔵堂は難を免れたという。その後正保元年(1644年)に再興、正徳2年(1712年)に僧是幼が中興して今日に至っている。

文化財

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  • 三重県指定有形文化財
    • 紙本墨書石上寺文書20通(21点)
  • 亀山市指定文化財
    • 熊野山大権現扁額

上記の文化財は、亀山市歴史博物館に寄託している。

所在地

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  • 三重県亀山市和田町1185

年中行事

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  • 4月(第2日曜日) 熊野大祭
  • 8月24日 地蔵盆
  • 毎月24日 地蔵菩薩縁日

アクセス

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参考文献

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  • 滝本昭二『三重四国八十八ヵ所霊場』三重四国八十八ヵ所霊場会、64 - 65頁。

関連項目

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外部リンク

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脚注

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  1. ^ 伊勢國鈴鹿郡[[和田村 (三重県)|]]、龜山町和田