石原康司
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石原 康司(いしはら こうじ)は、兵庫県神戸市出身の高校野球指導者、教員[1]。高校野球の強豪、神戸弘陵学園高等学校硬式野球部の監督[2][3]。
史上初めて甲子園で男女の高校チームを指揮[4]。
経歴
[編集]兵庫県立神戸甲北高等学校から大阪体育大学に進み、1984年に神戸弘陵高に赴任。男子の野球部コーチを務めた後に、93年から監督に就任。コーチとして3回(夏1回、春2回)、監督としては春2度の甲子園大会出場を果たし、1994年には8強に導いた。
2014年、神戸弘陵学園高等学校が男子校から男女共学となり、創部された女子硬式野球部の監督に就き、2016年夏の選手権大会で初優勝。春の選抜大会も18、19年、23年に優勝へと導いた[5]。特に2022年の秋のユース大会から翌23年の春夏の全国大会で優勝し、女子高校硬式野球史上初の「年間三冠」を達成した[6]。
女子野球部監督に就任当初は男子と同じように厳しく負担の大きなトレーニングや練習を指導していたが、その後故障者が急増したため、専門トレーナーとコンディショニングなどのケアを行うようにした[7][8]。
脚注
[編集]- ^ スタッフ紹介 神戸弘陵学園高等学校女子硬式野球部
- ^ “男女それぞれの硬式野球部を甲子園へ導いた石原康司監督が考える「男子野球と女子野球の共通点」”. Timely! WEB. 2023年4月20日閲覧。
- ^ “【4月17日(月)放送】神戸弘陵学園高校女子硬式野球部 監督・石原 康司さん、主将・三村 歩生さん”. 関西ブログ. 2023年4月20日閲覧。
- ^ 史上初、甲子園で男女のチームを指揮 神戸弘陵・石原監督の思い
- ^ 「歴史の扉」の向こう側 女子高校野球史上初、甲子園での一戦に臨む神戸弘陵・石原監督の思い
- ^ “神戸弘陵、2年ぶり3度目の優勝 〝聖地〟でユース大会、選抜大会に続く史上初3冠を達成”. サンケイスポーツ (2023年8月1日). 2023年12月12日閲覧。
- ^ “「これくらいは大丈夫」でチーム“崩壊” 女子高校日本一監督が実感…押しつけの限界”. full-count (2023年4月30日). 2023年12月12日閲覧。
- ^ “昭和の指導法は通用しない 神戸弘陵の監督が高校女子3冠に導くまで”. 朝日新聞デジタル (2023年9月19日). 2023年12月12日閲覧。