石塚豊芥子
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石塚 豊芥子(いしづか ほうかいし、1799年(寛政11年) - 1862年1月14日(文久元年12月15日))は、江戸時代後期の考証家[1][2]、雑学者である[3]。名は重兵衛[1][2]、通称は鎌倉屋重兵衛[2][3](十兵衛とも[1])。別号にからし屋[1][3]、豊亭がある[2][3]。
経歴・人物
[編集]江戸の生まれ[3]。神田豊島町にて「鎌倉屋」の店名で辛子粉屋を営んでいる頃[2][3]、山東京伝や柳亭種彦[1][2]、木村黙老等多くの戯作者と親交を持ち[3]、彼らが執筆した黄表紙等を研究した[1][3]。
その後は経営している商売品の名に因んで、「豊芥子」という号で研究した業績を元に近世以降の風俗や交友関係[1][2]、芝居、地誌等多くの分野の研究のために多くの著書を執筆し[2][3]、文芸書や珍本の収集にもあたった[1][3]。
主な著作物
[編集]主著
[編集]- 『岡場遊郭考』
- 『歌舞伎十八番考』
その他の著書
[編集]- 『歌舞伎年代記続編』
- 『吉原大全』
- 『豊芥子日記』