石切山駅
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(石山振興会館から転送)
石切山駅 | |
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駅舎(2015年7月、石山振興会館として利用) | |
いしきりやま Ishikiriyama | |
◄緑ヶ丘 (2.9 km) (2.5 km) 藤の沢► | |
北海道札幌市南区石山1条3丁目1-30 | |
所属事業者 | 定山渓鉄道 |
所属路線 | 定山渓鉄道線 |
キロ程 | 11.0 km(東札幌起点) |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1918年(大正7年)10月18日 |
廃止年月日 | 1969年(昭和44年)11月1日 |
備考 | 定山渓鉄道線廃線に伴い廃駅 |
石切山駅(いしきりやまえき)は、かつて北海道札幌市南区にあった定山渓鉄道線の駅(廃駅)である。同線の廃線により1969年(昭和44年)に廃駅となった。
概要
[編集]1918年(大正7年)10月18日の定山渓鉄道(現・じょうてつ)開業時より、当駅は存在していた。1949年(昭和24年)に駅舎が竣工される[1]。駅舎は平岸通に面しており、木造で一部が石造りである[2]。
定山渓鉄道廃線後も、駅舎は「石山振興会館」として利用されている[1]。定山渓鉄道線の唯一保存された駅舎である[1]。
歴史
[編集]- 1918年(大正7年)10月17日:現在の国道230号の南側を通っていた旧線[注釈 1]の開業と共に現在の札幌市南区石山2条3丁目13-3付近に設置。
- 不明 - 線路のルート変更にて現位置に移転。
- 1949年(昭和24年):現在の駅舎が竣工。
- 1969年(昭和44年)11月1日:定山渓鉄道線廃止に伴い廃駅。
- 1976年(昭和51年):駅舎の所管が札幌市に移行する。
駅周辺
[編集]駅跡
[編集]現在は「石山振興会館」として利用されている。石山商店街振興組合事務所が置かれており、許可を得れば内部の観覧が可能である[2]。同会館は石山商店街振興組合による月2回の朝市や、月1回のコミュニティーサロン「駅」、北海道日本ハムファイターズ選手交流会の会場にも利用されている[3]。
2006年(平成18年)3月7日、札幌景観資産の第10号「旧石切山駅」として指定を受けた[4]。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ (現在でも住宅が国道と斜めに建築されており、比較的容易に確認できる)
出典
[編集]- ^ a b c 札幌市. “石山振興会館(旧定鉄石切山駅跡)”. 札幌市. 2022年5月9日閲覧。
- ^ a b 札幌市. “旧石切山駅(石山振興会館)”. 札幌市. 2022年5月9日閲覧。
- ^ “北海道商店街情報サイト KuLeBa[北海道商店街振興組合連合会]”. www.kuleba.jp. 2022年5月9日閲覧。
- ^ “景観重要建造物等”. 札幌市 (2014年7月10日). 2012年3月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2015年6月13日閲覧。