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石川憲一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

石川 憲一(いしかわ けんいち、1943年 - )は、日本の工学者金沢工業大学第5代学長・顧問・教授。工学博士大阪大学)。専門は精密工学振動応用、技術者教育。精密工学会フェロー・名誉会員、日本工学教育協会名誉会員、砥粒加工学会名誉会員。

略歴・人物

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静岡県生まれ。静岡県立富士高等学校を経て、金沢大学工学部精密工学科卒業・大学院工学研究科修士課程修了。同大助手を経て、1970年金沢工業大学専任講師に就任。1973年助教授、1977年教授、1984年~1989年機械工学科主任、1990年~1993年教務部長、1993年副学長を歴任した後、前学長の推薦により1994年金沢工業大学第5第学長に就任。就任当時は「最年少学長」と呼ばれた。その後22年間にわたって金沢工業大学を学生を主役とした「教育付加価値日本一」の大学にすることを目指して、「学力×人間力=総合力」を身につけた「自ら考え行動する技術者」の育成を掲げ、数々の教育改革を実施する。2016年名誉学長・教授、2018年顧問。趣味は読書、日本刀の科学的研究、スポーツ観戦。

著書

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  • 「振動応用工学」、「日本刀の科学」、「振動応用技術(共著)」、「硬脆材料の高能率・高精度スライシング加工(編著)」、「セラミックスの機械加工(共著)」、「図解 砥粒加工技術のすべて(共著)」、「KIT教育改革の軌跡~激動八千日~(監修)」ほか

受賞歴

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  • 工作機械技術振興財団・工作機械技術振興賞(奨励賞)、精密測定技術振興財団「高城賞」、先端加工学会 論文賞、砥粒加工学会 論文賞、砥粒加工学会 熊谷賞、精密工学会 北陸信越支部技術賞、日本設計工学会 北陸支部功労賞、日本設計工学会 設計の礎賞、日本工学教育協会 論説・論文賞、日本工学教育協会 工学教育賞(功績部門)ほか

学協会等における活動

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  • 先端加工学会会長、精密工学会北陸信越支部長、日本設計工学会北陸支部長、砥粒加工学会評議員・顧問、日本工学教育協会副会長、日本工学教育協会理事・事業企画委員長、北陸信越工学教育協会会長、日本学術会議連携会員、大学基準協会理事、日本工学アカデミー理事、日本刀文化振興協会評議員・顧問ほか