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今野栄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
石川栄から転送)
今野栄
Sakae Konno
2014.9.14 第2回「ツール・ド・東北」100kmの部ゴール後(石巻専修大にて)
基本情報
本名 今野 栄
こんの さかえ
生年月日 (1944-05-09) 1944年5月9日(80歳)
国籍 日本の旗 日本
選手情報
分野 ロードレース
役割 選手
アマチュア経歴
沼津レーシング
最終更新日
2016年8月19日

今野 栄(こんの さかえ、1944年5月9日 - )は、日本の女子陸上競技短距離選手。後に自転車に転向し、自転車競技選手となる。旧姓:石川。

来歴・人物

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宮城県桃生郡桃生町新田(現、宮城県石巻市桃生町新田)出身。身長155cm[1]

陸上選手として

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中津山中学校(現 石巻市立桃生中学校)では、陸上部に所属。

この年行われた日独対抗陸上競技小田原大会のリレー第1走者として走る[2]

東京オリンピック強化指定選手となる。当時、100m走日本記録保持者だった吉岡隆徳コーチの指導を受ける。この頃から国体に出場。(高校1年生で、秋田国体に出場して以来、100m競技の宮城県代表として11回出場、うち入賞4回。)[3][1]

  • 1962 高校3年生 オリンピック強化選手記録会 100mで、11”9をマーク[1]インターハイ 100m、200m、400mR(準決勝で肉離れ)※この年は、故障が多かったという。
  • 1963 在家庭 東京国際スポーツ大会(東京オリンピックプレ大会)100m、400mに出場。400mは準決勝まで。
  • 1964 大学1年生(日本体育大学佐々木吉蔵教授(東京オリンピック男子スターター)より、指導を受ける。怪我をしないための調整法を学ぶ
  • 1965~1967 大学2年生~大学4年生
  • 関東学生陸上競技対抗選手権大会インカレ 100m、200m、400mR(毎年各種目入賞)
  • 日本陸上競技全日本選手権大会 100m 11”9 6位入賞
  • 1968 23歳 社会人(宮城県の中学校教員)時代
    東北陸上競技選手権大会(秋田) 100m(東北新1位)、200m(東北新1位)、400mR(1位)

自転車選手として

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  • 1980 中学校教員を退職し、静岡県沼津市へ。沼津のクラブチーム(沼津レーシング)で練習を始める。そのわずか1ヶ月後、修善寺サイクルスポーツセンターで行われたチャレンジサイクル・ロードレース(10キロ)において、いきなり優勝[4]。自転車選手としての頭角を現す。
  • 神鍋カップ・サンツアーロード 5キロ 優勝[5][6][7]
  • 静岡オレンジピスト競技大会 優勝
  • 全日本クラブ対抗自転車競技選手権大会(川崎競輪場)1000mTT 優勝[8]

など、出場する大会を総なめにする。その後、出産のため1年半のブランク。

この頃は、1日100km位、平均時速40kmの自転車練習と、精米工場での30kg-60kgの米の配達で、脚力を鍛えていた[3]という。

出演した番組

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  • おはよう広場 ビバ!サイクリング(昭和58年10月10日放送) NHKテレビ
  • おはよう広場 ビバ!サイクリング(昭和59年1月26日放送) NHKテレビ など。

脚注

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  1. ^ a b c d e 自転車生活 平成23年10月30日号
  2. ^ 中中タイムス(中津山中学校新聞部発行)昭和35年1月18日
  3. ^ a b 夕刊読売新聞 昭和58年8月13日
  4. ^ 報知新聞 昭和55年3月3日
  5. ^ 名古屋輪界 昭和55年4月15日
  6. ^ サンツアープロショップニュース No.18 昭和55年5月発行
  7. ^ 朝日新聞 昭和55年4月7日
  8. ^ 丸石サイクルエンペラーサイクルワールド 昭和55年8月20日
  9. ^ 静岡新聞 昭和58年4月15日
  10. ^ 名古屋輪界 昭和57年10月25日
  11. ^ 報知新聞 昭和58年7月18日
  12. ^ a b ビバ!サイクリング台本(昭和59年1月26日放送) NHKテレビ
  13. ^ 沼津朝日 昭和58年11月1日