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石州流伊佐派

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

石州流伊佐派(せきしゅうりゅう いさは)は武家茶道石州流の一派。

江戸時代は幕府数奇屋頭を代々世襲し嘉順派野村派とともに柳営茶道をささえた。

維新後伊佐家が5代限りで茶道と無縁になった際に、門人だった袖山宗脩(1853年 - 1932年)によって継承され伊佐派と称している。


参考文献

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野村瑞典『石州流 歴史と系譜』光村推古書院

宮帯出版社編集部「茶道家元系譜」『茶湯手帳』宮帯出版社

歴代

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石州流伊佐派歴代
没年 備考
流祖 片桐石州 浮瓢軒 延宝元年69歳
怡渓派 怡渓宗悦 正徳4年71歳 大徳寺禅僧
派祖 伊佐幸琢 半々庵 延享2年62歳 数奇屋頭
二代 伊佐幸琢 半堤庵 寛政7年90歳 数奇屋頭
三代 伊佐幸琢 半寸庵 文化5年 数奇屋頭
四代 伊佐幸琢 半能庵 文化13年 数奇屋頭
五代 伊佐幸琢 半片庵 明治23年89歳 数奇屋頭
六代 袖山宗脩 半艸庵 昭和8年81歳
七代 時田宗敬 香草庵 昭和46年81歳
八代 磯野宗琢 半幸庵
九代 磯野宗明