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石田春夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

石田 春夫(いしだ はるお、1926年5月12日 - )は、日本の精神科医。

略歴

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横浜市生まれ。父は国文学者・石田吉貞

新潟大学医学部卒、1955年「神経症における若干の問題」で医学博士横浜市立大学病院をへて、1957年国立横浜病院精神科医師。1965年パリ大学医学部、サンタンヌ精神病院に学ぶ。

リルケボードレールを好み自ら小説も書いた[1]

著書

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  • 『不安の享楽 自由を失った存在』(河出書房、河出新書) 1955
  • 『不安のエチュード』(塙書房、塙新書) 1970
  • 『思春期の人間学』(三共出版) 1974
  • 『檻の時間 石田春夫短編集』(昭和出版) 1978
  • 『心の世界から 精神科医の記録』(白水社) 1980
  • 『自己不安の構造』(講談社現代新書) 1981
  • 『心の世界から 続』(白水社) 1981
  • 『病める心の風景』(白水社) 1983
  • 『セルフ・クライシス』(講談社現代新書) 1985
  • 『人間がこわい』(講談社) 1986
  • 『「ふり」の自己分析 他者と根源自己』(講談社現代新書) 1989
  • 『心の地水火風 精神科医の安心法』(大法輪閣) 1996
  • 『人は遊ぶ ホモ・ルーデンス再考』(近代文芸社) 2000

翻訳

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  • 『人間と性』(ポール・ショシャール、白水社、文庫クセジュ) 1971
  • 『思春期』(ロベール・ラプラーヌ, ドゥニーズ・ラプラーヌ, ジェロー・ラファルグ共著、白水社、文庫クセジュ) 1972

論文

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脚注

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  1. ^ 『現代日本人名録』1987