石田雅彦 (作家)
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石田 雅彦(いしだ まさひこ、1959年5月13日 - )は、日本の著作家、サイエンスライター、編集者。
株式会社近代映画社を経て独立、商業誌の編集長などを経験。
略歴
[編集]北海道生まれ。沼津市立沼津高等学校、法政大学経済学部卒業。横浜市立大学大学院医学研究科医科学専攻修士課程修了、医科学修士(MMSc)。
1983年(昭和58年)4月、株式会社近代映画社入社、『月刊近代映画』編集部に配属される。菊池桃子、森高千里、後藤久美子など、女優、タレント、モデルなどの写真集、モータースポーツのFI関連の書籍写真集を企画編集する。
1989年(平成元)年4月、独立。1990年(平成2)年2月、雑誌『カテゴリーフォーミュラF3000』(リイド社、1992年休刊)編集長。1990年(平成2)年4月、テレビ東京系『クルマ探偵団』レギュラー・メインキャスター(1991年3月まで)。
1994年(平成6)年からフジテレビ系番組『料理の鉄人』シリーズ(扶桑社)の単行本企画制作に携わる(有限会社醍醐味エンタープライズ)。
2006年(平成18)年3月、雑誌『韓国ドラマ通信』(ソフトバンク・クリエイティブ)編集長(2008年1月まで)。
2011年(平成23)年9月、インターネット言論サイト「アゴラ」編集長(2015年10月まで)。
2015年(平成27)年4月、横浜市立大学大学院医学研究科医科学専攻修士課程に入学(2017年3月修了)。
2017年(平成29)年からインターネット上などでタバコ問題を主とした記事を発表し始める[1]。
2018年(平成30)年4月、横浜市立大学大学院医学研究科医科学専攻博士課程に入学。
人物
[編集]- 現在は主にタバコ問題についての著述家として[2] 記事をウェブ上のニュースサイトなどへ書き、タバコ関連の講演[3][4] やネット学習サイトの講師[5] などをしている。また、出版プロデュースに『新型タバコの本当のリスク』(著者:田淵貴大、内外出版社)などがある。
- 自然科学から社会科学まで取材し、雑誌や書籍、webも含む著述・編集・制作活動を行っている。また、本宮ひろ志(マンガ家)、アントニオ猪木(元プロレスラー、政治家)、広岡達朗(元プロ野球選手、評論家)、旭鷲山(元力士)、堀江謙一(冒険家、セーラー)、大竹美喜(アフラック創業者)など著名人著作の編集構成・ライティングもあり[6]、青色LEDを発明して2014年にノーベル物理学賞を受賞した中村修二氏の主要著作の編集構成・取材ライティングをした[7]。
著書
[編集]- 『恐竜大接近』(集英社、監修:小畠郁生、1993年)
- 『チェッカーフラッグはまだか』(集英社、1999年)
- 『遺伝子・ゲノム最前線』(扶桑社、監修:和田昭允、2002年)
- 『ロボット・テクノロジーよ、日本を救え』(ポプラ社、2003年)
- 『トリハダ』(扶桑社、ノベライズ、2009年)
- 『座頭市 THE LAST』(扶桑社、ノベライズ、2010年)
- 『季節の実用語』(アカシックライブラリー、2014)
- 『TOKYOエアポート』(扶桑社、ノベライズ、2012年)
- 『プレミアム戸建賃貸資産活用術』(ダイヤモンド社、2015年)
- 『おんな城主 井伊直虎 その謎と魅力』(アスペクト、2016年)
論文
[編集]- 自治体と地域保健医療における禁煙サポートの調査研究(修士学位論文、2017年)
出典
[編集]- ^ Yahoo!ニュース個人「石田雅彦」
- ^ 東洋経済ONLINE「加熱式たばこ「IQOS」有害物質9割減は本当か」
- ^ 北海道大学アンビシャス・リーダーズ・プログラム「市民に耳を傾けてもらうために〜タバコ問題から考える科学の態度と情報伝達スキル〜」
- ^ 2018年世界禁煙デー記念イベント「生き残りをはかるニコチン依存ビジネス」)
- ^ “石田雅彦”. Schoo. 株式会社Schoo. 2021年3月2日閲覧。
- ^ 『恐竜大接近』(集英社、監修:小畠郁生、1993年) - NDL ONLINE
- ^ ノーベル賞の中村修二さん 取材のたびにカメラマンが“困っていた”こととは? 週刊朝日 2014年10月24日号より