磯部鉄平
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磯部 鉄平(いそべ てっぺい)は、日本の映画監督[1]。大阪府出身。
経歴
[編集]飲食店で勤務する傍ら、28歳の時にビジュアルアーツ専門学校大阪 放送・映画学科の夜間部に入学。友人たちと映画制作団体「belly roll film」を結成。卒業後は助監督や制作を経験する。
2015年に小谷忠典監督のドキュメンタリー映画「フリーダ・カーロの遺品 石内都、織るように」のスタッフとなり、海外ロケに伴って仕事を退職。帰国後は企業の映像作品やミュージックビデオのディレクターとして活躍。
2016年から映画制作をスタートし、1年目に短編を4本制作。
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭では、助監督を務めた映画「見栄を張る」が2016年の国際コンペティション部門で受賞。2018年には監督した短編映画「予定は未定」が国内コンペティション部門で優秀作品賞を受賞。2019年に初長編作「ミは未来のミ」がSKIPシティアワードに、2020年には「コーンフレーク」が観客賞にそれぞれ輝き、同映画祭で3年連続受賞を果たした。その他国内の映画祭で多数受賞。
2020年にはアップリンク吉祥寺で磯部鉄平監督特集として「ミは未来のミ」「予定は未定」「オーバーナイトウォーク」が劇場公開。翌2021年に大阪のシネ・ヌーヴォでも開催された。
2023年に長編映画「コーンフレーク」、「凪の憂鬱」が全国で劇場公開。最新作は「夜のまにまに」。
フィルモグラフィ
[編集]長編映画
[編集]- ミは未来のミ(2019年)
- コーンフレーク(2020年)
- ペルセポネーの泪(2021年)※源田泰章と共同監督
- 世界の始まりはいつも君と(2022年)
- 凪の憂鬱(2023年)
- 夜のまにまに(2024年)
短編映画
[編集]- 海へ行くつもりじゃなかった(2016年)
- ユニバーサル・グラビテーション(2016年)※The 48 Hour Film Project内の作品として制作
- 真夜中モラトリアム(2017年)
- 予定は未定(2018年)
- オーバーナイトウォーク(2018年)
- 凪の憂鬱(高校生編)(2018年)
- そしてまた私たちはのぼってゆく(2019年)
- 凪の憂鬱(大学生編)(2020年)
- 宇宙にたった2人(2021年)※オムニバス「絆のものがたり 心と心を結ぶもの」内の1本
テレビドラマ
[編集]- 気やすく手を握るな(2023年)TOKYO MX
- うしろ姿でもわかる(2023年)TOKYO MX
受賞
[編集]- 2017年 - Kisssh-Kissssssh 映画祭2017 短編部門 グランプリ(『真夜中モラトリアム』)
- 2018年 - SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2018 短編部門 優秀作品賞(『予定は未定』)
- 2018年 - 福岡インディペンデント映画祭2018 40分ムービー部門 最優秀作品賞(『予定は未定』)
- 2018年 - 第4回賢島映画祭 グランプリ(『オーバーナイトウォーク』)
- 2019年 - SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019 SKIPシティアワード(『ミは未来のミ』)
- 2019年 - 映文連アワード2019 準グランプリ(『ミは未来のミ』)
- 2019年 - 福岡インディペンデント映画祭2020 優秀作品賞(『凪の憂鬱』)
- 2019年 - 20TH NIPPON CONNECTION FILM FESTIVAL 入選(『ミは未来のミ』)
- 2020年 - 福岡インディペンデント映画祭2020 準グランプリ(『そしてまた私たちはのぼってゆく』)
- 2020年 - SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2020 観客賞(『コーンフレーク』)
脚注
[編集]- ^ 磯部鉄平:プロフィール・作品情報・最新ニュース - 映画.com
外部リンク
[編集]- 磯部鉄平:プロフィール・作品情報・最新ニュース - 映画.com
- 磯部鉄平プロフィール - Japan Wing
- 磯部鉄平 (@isobeteppei) - Twitter