社会基盤庁 (カナダ)

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カナダの旗 カナダ行政機関
社会基盤庁
Infrastructure Canada
役職
州政府間関係・インフラ・コミュニティ大臣 ドミニク・ルブラン
住宅問題・多様性・包摂性担当大臣 アーメッド・フッセン
概要
定員 約700
年間予算 5.5百万カナダドル
設置 2002年
ウェブサイト
https://www.infrastructure.gc.ca//
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社会基盤庁(しゃかいきばんちょう、英語仏語:Infrastructure Canada、略称:INFC[NB 1])は、カナダ連邦政府内で、カナダの連邦公共基盤・社会インフラストラクチャーに関する行政規制、業務を司る省庁である。インフラストラクチャー庁とも訳される。

社会基盤の構築と開発は基本的には各州・各準州や基礎自治体レベルの責務とされるが、他の自治体との連携財政計画なども担当している。

社会基盤庁を担当する大臣は、州政府間関係・インフラ・コミュニティ大臣で、現在はドミニク・ルブラン(Dominic LeBlanc)である。また住宅問題・多様性・包摂性担当大臣もこの庁の管轄であり、現在はアーメッド・フッセン(Ahmed Hussen)が担当している[1]

歴史[編集]

2002年に社会基盤庁(Office of Infrastructure of Canada (Infrastructure Canada))が枢密院勅令で連邦省庁のひとつとして設立された[2]。この組織は戦略的な社会基盤構築についてカナダの各州・各準州や基礎自治体を財務支援の合意を促すことが目的である。カナダ戦略社会基盤基金と、ガソリン税基金の2つの連邦法に基づき運営されている。

主な組織[編集]

社会基盤庁は下記の大臣、組織を管轄している。

局・公社など[編集]

社会基盤庁は下記の5局で運営されている。

  • 政策実績局
  • 計画運営局
  • 企業サービス局
  • 監査評価局
  • コミュニケーション局

また下記の組織も管轄している。

脚注[編集]

  1. ^ Infrastructure Canada [1]
  2. ^ Canada, Government of Canada, Infrastructure. “Infrastructure Canada - Info Source 2014 (in English)”. www.infrastructure.gc.ca. 2016年2月25日閲覧。

注釈[編集]

  1. ^ Infrastructure Canadaは、カナダの連邦アイデンティティー・プログラムに基づく呼称であり、法的な正式組織名は「英語: Office of Infrastructure of Canadaフランス語: Bureau de l'infrastructure du Canadaである。

外部リンク[編集]