祖国同盟
リトアニアの政党 祖国同盟=リトアニア・キリスト教民主派 Tėvynės sąjunga – Lietuvos krikščionys demokratai | |
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党首 | ガブリエリュス・ランズベルギス |
創立 | 1993年5月 |
本部所在地 | ヴィリニュス |
党員・党友数 | 16,500(2010年末)[1] |
政治的思想 |
保守主義[2] キリスト教民主主義[2] 国民保守主義[3] 自由保守主義[4] 経済的自由主義[5] リトアニア民族主義[6] |
政治的立場 |
中道右派[7][8][9] 右派[5][10][11] |
国際連携 | 国際民主同盟 |
欧州連携 | 欧州人民党 |
欧州議会会派 | 欧州人民党グループ |
公式カラー | ブルー、グリーン |
国会 |
50 / 141 |
欧州議会 |
3 / 11 |
自治体議会 |
274 / 1,526 |
公式サイト | |
http://www.tsajunga.lt | |
リトアニアの政治 リトアニアの政党一覧 リトアニアの選挙 |
祖国同盟(Tėvynės sąjunga、略称:TS)は、リトアニアの保守政党。一般には中道右派とされる。党首はガブリエリュス・ランズベルギス。
2008年5月17日にリトアニア・キリスト教民主派 (LKD) と合併し、正式名称が祖国同盟=リトアニア・キリスト教民主派(Tėvynės sąjunga - Lietuvos krikščionys demokratai、略称: TS-LKD)となっている。党のテーマカラーは青と緑。国際民主同盟、欧州人民党に参加している。
沿革
[編集]1993年5月、サーユーディス右派によって設立された。結党時の正式名称は祖国同盟(リトアニア保守派)(Tėvynės sąjunga (Lietuvos konservatoriai)、略称: TS(LK))。
その後2003年にリトアニア右派連合と合併。2004年にリトアニア政治犯・被追放者連合と合併。2008年3月11日、リトアニア人民族主義連合と合併。同年5月17日にリトアニア・キリスト教民主派 (LKD) と合併し、党の正式名称は祖国同盟=リトアニア・キリスト教民主派となった。現在国内最大の党員数を誇る(18,000 名)。
歴代党首
[編集]- 1993年 - 2003年: ヴィータウタス・ランズベルギス
- 2003年 - 2015年: アンドリュス・クビリュス
- 2015年 - : ガブリエリュス・ランズベルギス
選挙の結果
[編集]リトアニア議会選挙
[編集]1996年のリトアニア議会選挙では、40%の得票率で70議席を獲得。しかし、2000年の選挙では得票率8.6%とふるわず9議席にとどまった。その後、2004年の選挙では得票率14.6%で25議席を獲得。そして次の2008年リトアニア議会選挙で44議席を獲得(得票率:19.7%)し、与党の社会民主党を破り第1党となった。
2012年の選挙では得票率15.08%で33議席を獲得。
欧州議会選挙
[編集]欧州議会議員選挙に関しては、欧州連合加盟に伴い実施された2004年の欧州議会議員選挙で2議席を獲得(得票率:12.6%)。その後2009年の選挙では4議席(得票率:26.2%)、2014年の選挙では2議席(得票率:17.43%)を獲得している。
地方議会選挙
[編集]- 2007年リトアニア地方議会選挙 - 全国で計256議席を獲得。
- 2011年リトアニア地方議会選挙 - 全国で計249議席を獲得。
脚注
[編集]- ^ Daugiausiai nario mokesčio surinko socdemai - 643 tūkst. Lt
- ^ a b Nordsieck, Wolfram, “Lithuania”, Parties and Elections 18 March 2012閲覧。
- ^ Bakke, Elisabeth (2010), “Central and East European party systems since 1989”, Central and Southeast European Politics Since 1989 (Cambridge University Press): p. 79 17 November 2011閲覧。
- ^ Bugajski, Janusz (2002), Political Parties of Eastern Europe: A Guide to Politics in the Post-Communist Era, M.E. Sharpe, p. 141
- ^ a b Ramonaitė, Ainė (2006), “The Development of the Lithaunian Party System: From Stability to Perturbation”, Post-Communist EU Member States: Parties and Party Systems (Ashgate): p. 75
- ^ Clark, Terry D. (2006), “Nationalism in Post-Soviet Lithuania: New Approaches for the Nation of "Innocent Sufferers"”, After Independence: Making and Protecting the Nation in Postcolonial and Postcommunist States (University of Michigan Press)
- ^ Sužiedėlis, Saulius (2011), “Union of the Fatherland”, Historical Dictionary of Lithuania (Scarecrow Press): p. 308
- ^ Duvold, Kjetil; Jurkynas, Mindaugas (2004), “Lithuania”, The Handbook of Political Change in Eastern Europe (Edward Elgar Publishing): p. 163
- ^ Day, Alan John; East, Roger; Thomas, Richard (2002), “Homeland Union–Lithuanian Conservatives”, A Political and Economic Dictionary of Eastern Europe (Routledge): p. 253
- ^ “Lithuanian election: Right-wing Homeland Union party poised to win”, The Telegraph, (13 October 2008) 18 March 2012閲覧。
- ^ Jeffries, Ian (2004), The Countries of the Former Soviet Union at the Turn of the Twenty-first Century: The Baltic and European states in transition, Routledge, p. 224