神光寺横穴墓群
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神光寺横穴墓群(じんこうじよこあなぼぐん/じんこうじおうけつぼぐん)は、神奈川県藤沢市川名(かわな)584番地にある古墳時代後期から奈良時代(7~8世紀)の横穴墓群遺跡である。1977年(昭和52年)指定の藤沢市史跡である。神光寺横穴古墳群(じんこうじよこあなこふんぐん)ともいう。
概要
[編集]柏尾川左岸の高野山真言宗神光寺のある高台の南斜面にあり、東海道線藤沢駅からは南東約1.3キロメートルの距離にある。1965年から1974年の昭和40年代の区画整理に伴って1968年(昭和43年)に発掘調査され、調査されて人骨片や大刀、土師器や須恵器などが出土した[1][2]。1977年(昭和52年)4月13日に藤沢市に指定された史跡名は「神光寺横穴古墳(横穴墓)群」である[3]。
現在5基ほどが開口している。蒲鉾形の天井を持ち、玄室奥に設ける遺体の置場=「棺座」を高い位置に造る「高棺座」の形態を特徴とする横穴墓群遺跡である[1]。
脚注
[編集]外部リンク
[編集]- 高野山真言宗神光寺公式サイト
座標: 北緯35度19分48.2秒 東経139度29分50.3秒 / 北緯35.330056度 東経139.497306度