Kami (ミュージシャン)
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(神村右狂から転送)
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Kami | |
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別名 |
カミ Kamiくん 右狂(ウキョウ)※旧芸名 神村右狂(カミムラ ウキョウ)※旧芸名 |
生誕 | 1972年2月1日[1] |
出身地 | 日本 茨城県[2] |
死没 | 1999年6月21日(27歳没) |
ジャンル | ロック |
活動期間 | 1988年 - 1999年 |
事務所 | Midi:Nette |
共同作業者 |
MALICE MIZER Kneuklid Romance 3Pマヨネーズ |
公式サイト |
www |
Kami(カミ)は、日本のドラマー。ヴィジュアル系ロックバンド、MALICE MIZERにて活動した。旧芸名に「神村右狂」や「右狂」がある。茨城県出身。愛称は「カミ」「Kamiくん」。
略歴
[編集]- 1988年 -3Pマヨネーズに在籍。
- 1992年 - Kneuklid Romanceに在籍。
- 1993年3月17日 - 神村右狂(後に右狂→Kamiと改名)としてMALICE MIZERにサポートで参加。
- 同年5月 - MALICE MIZERに正式に加入(前身バンドを脱退)。
- 1994年12月 - 初代ボーカルtetsuが脱退したため、暫く活動停止となる。
- 1995年7月 - 2代目ボーカルGacktが加入し、活動再開。
- 1997年 - 日本コロムビアと契約し、MALICE MIZERのドラマーとしてメジャー・デビュー。
- 1998年11月 - Gacktが失踪(のち、1999年1月脱退)、残った4人での活動を始める。この時期に作曲にも着手する。
- 1999年6月21日 - くも膜下出血で急逝[3][4](6月25日に公表)。
人物
[編集]- MALICE MIZERでのイメージカラーはパープル■や■ピンク。
- 蝶をトレードマークとしている。ビデオクリップ内で彼が映るシーンや彼が使用していたドラムセットの装飾にも蝶のモチーフが使われている。また、MALICE MIZERでは『蝶が主食という設定』もあった[5]。
- 親族は溶接業を営んでいた[6]。
- DEAD ENDの湊雅史を尊敬している[7]。
- ドラマーSakura(ZIGZO、元L'Arc~en~Ciel)を師匠に持つ[8]。
- Pearl社製の紫のカラーリングを施したドラムセットを愛用していた。
- ライブでは曲によってコーラスも担当していた。
- ガムマニアだった[9]。好きな飲み物はマックスコーヒー[9]とカルーアミルク。
- 好きな煙草は赤ラーク。また、香水が好きでコレクションしていた。
- 中世の日本や戦国武将に興味があり、好きな有名人は武田信玄(家に「風林火山」の幟がある程のファン)。また、織田信長にも影響されていた[10]。
- 好きな女性のタイプはキツそうな感じの目とか鋭い子。芸能人で例えると相川七瀬。
- 得意なモノマネはデーモン閣下等。
死後
[編集]- 亡くなった後に発表されたMALICE MIZERの作品のクレジットには、哀悼の意を表する「Eternal Blood Relative Kami」(永遠の血族)という記載がある(各作品のクレジットを参照)。
- 彼が生前に制作していた原曲を結成当初からのメンバーらが完成させた「運命の出会い」「森の中の天使」(『神話』収録)、「薔薇の葬列」(『Beast of Blood』収録の隠しトラック)[11]の3曲が遺作としてリリースされている。
- 2018年9月8日、9月9日に行われたMALICE MIZER25周年記念イベント「Deep Sancutuary Ⅵ」にて、愛用していたドラムが師匠であるSakuraによって演奏された[8]。
脚注
[編集]- ^ Moi dix Mois (Mana) [@M_d_M_official] (2020年2月1日). "2.1H.B Kami!微笑みの2ショット!なんだか私が微笑んでるの珍しい気がする". X(旧Twitter)より2020年9月22日閲覧。
- ^ “Gackt、亡き盟友の母校で卒業生にエール”. BARKS (ジャパンミュージックネットワーク株式会社). (2008年3月3日) 2020年2月17日閲覧。
- ^ “GACKT、マリスミゼルKamiさんの死を語る「まだ整理できていない」”. ORICON NEWS (2014年2月11日). 2020年9月22日閲覧。
- ^ “Yomiuri On-Line/訃報”. YOMIURI ONLINE. (1999年6月25日). オリジナルの2000年1月18日時点におけるアーカイブ。 2022年10月1日閲覧。
- ^ (【インタビュー】実現した20年越しの表舞台” Deep Sanctuary Ⅵ ~MALICE MIZER 25th Anniversary Special~番外編>, 2018年9月3日
- ^ シンコーミュージック・エンタテイメント刊「ROCK AND READ」vol.077「Mana Moi dix Mois,MALICE MIZER 26年目の真実」p.206より。
- ^ 角川書店刊「CDでーた」1997年8月5・20日合併号「'97年期待のジャンルを超える!音楽シーンをぬりかえる! NEWCOMER 25」p.134より。
- ^ a b 「Kamiも降臨しています」(【ライヴレポート】MALICE MIZER<25th Anniversary Special>, 2018年10月12日
- ^ a b @M_d_M_official (2020年11月18日). "昭和世代が愛した"フルーツガム""クイッククエンチ"が限定復刻…当時の味を忠実に再現?". X(旧Twitter)より2022年8月6日閲覧。
- ^ ソニー・マガジンズ刊「マリスミゼルの"ああ、無情"―百花繚乱編―」17-25Pより
- ^ @Mother_of_Life_ (2020年6月21日). "今年もKamiの曲達を聴く". X(旧Twitter)より2022年8月6日閲覧。