神田さやこ
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神田 さやこ(かんだ さやこ、1970年 - )は、日本の経済学者。慶應義塾大学経済学部教授。ロンドン大学(SOAS)にてPh.D.(history)取得。専門分野は、アジア経済史および南アジア史。兵庫県生まれ[1]。
略歴
[編集](出典[2])
1994年3月:慶應義塾大学経済学部卒業
1997年3月:慶應義塾大学大学院経済学研究科修士課程修了
2005年3月:ロンドン大学東洋アフリカ研究学院(SOAS)博士課程修了(Ph.D.取得)
1997年4月〜2000年3月:慶應義塾大学経済学部研究助手
2005年4月〜2007年3月:慶應義塾大学大学院経商連携21世紀COEポスドク研究員
2007年4月〜2008年3月:大阪大学大学院経済学研究科講師
2008年4月〜2013年3月:慶應義塾大学経済学部准教授
2013年4月〜現在:慶應義塾大学経済学部教授
受賞
[編集]- 2004年 社会経済史学会 社会経済史学会賞[3]
- 2017年 慶應義塾大学 義塾賞
- 2017年 第60回日経・経済図書文化賞(『塩とインド:市場・商人・イギリス東インド会社』)[4]
論文
[編集]- 神田さやこ「商家の活動からみた18世紀末から19世紀前半のベンガル」『南アジア研究』第2013巻第25号、2013年、54-61頁、doi:10.11384/jjasas.2013.54。
- リード アンソニー, 太田淳, 神田さやこ「危機的環境下で歴史を書くということ : 「火山の環」はどのように変化をもたらすか(大会特別講演)」『社会経済史学』第79巻第4号、社会経済史学会、2014年、467-479頁、doi:10.20624/sehs.79.4_467、ISSN 0038-0113、NAID 110009799214。
- 神田さやこ「ベンガル社会経済の変容とギリシャ商人 : イギリス東インド会社専売下の塩取引を中心に (故岡田泰男名誉教授追悼特集 : 経済学部における歴史研究 : 日本,アジア,そしてアメリカ)」『三田学会雑誌』第108巻第2号、慶應義塾経済学会、2015年7月、331-352頁、ISSN 0026-6760、NAID 120005771211。
- 神田さやこ「19世紀半ばにおけるベンガル製塩業衰退要因の再検討 : 「脱工業化」をめぐる一考察 (特集 ベンガル社会経済史研究のフロンティア : 植民地期を中心に)」『三田学会雑誌』第109巻第3号、慶應義塾経済学会、2016年10月、503-524頁、ISSN 0026-6760、NAID 120006348686。
- 大石高志, 神田さやこ「20世紀前半におけるインド社会経済の変容と日印貿易関係」『社会経済史学』第82巻第3号、2016年、161-167頁、doi:10.20624/sehs.82.3_161。
脚注
[編集]- ^ 株式会社ローソンエンタテインメント. “神田さやこ|プロフィール|HMV&BOOKS online”. HMV&BOOKS online. 2022年4月29日閲覧。
- ^ “神田 さやこ | 新興国の政治と経済発展の相互作用パターンの解明”. 2022年4月29日閲覧。
- ^ 「第1回社会経済史学会賞審査報告」『社会経済史学』 2004年 70巻 2号 p.253-, doi:10.20624/sehs.70.2_253
- ^ “2017年度受賞一覧”. 名古屋大学出版会. 2022年8月3日閲覧。