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神田須田町地下鉄ストア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
地下街の様子

神田須田町地下鉄ストア(かんだすだちょうちかてつストア)は、東京都千代田区にかつて存在した地下街1931年昭和6年)開業、2011年平成23年)1月末に営業終了。東京メトロ銀座線神田駅に直結していた。面積は144m2であった。

概要

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元々は現在の銀座線を開業させた東京地下鉄道が、地下鉄以外の収入源確保を目的とする経営多角化の一環として1930年(昭和5年)4月1日上野駅で開業させた「地下鉄ストア」の一店舗であった。別名「地下鉄広場」。今日で云う100円ショップの先駆けとして十銭均一で買い物出来た事から「十銭ストアー」とも呼ばれた。1960年代には、食堂理髪店店、画材店なども営業していた[1]

その後東京地下鉄道と東京高速鉄道の統合・帝都高速度交通営団への改組などに伴い「地下鉄ストア」自体は営業を終了したが、出店していたテナントについては引き続き営業が認められたため、一部の店舗が21世紀に入っても営業を継続していた。

2011年1月に残ったテナントが営業を終えて全て立ち退き、昭和から続いた歴史に幕を下ろした。今後跡地は駅事務室に改装される予定であるという[2]

脚註

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参考文献

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  • 中村建治『メトロ誕生 : 地下鉄を拓いた早川徳次と五島慶太の攻防』交通新聞社、2007年、132~133頁。ISBN 978-4-330-93607-9 

外部リンク

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