神谷俊一郎
神谷 俊一郎 | |
---|---|
生誕 | 1990年12月18日(33歳) |
出身地 | 日本愛知県安城市 |
ジャンル | 和太鼓、和楽器、チャッパ、篠笛、舞台芸術 |
職業 | 和太鼓奏者 |
公式サイト | https://www.shun-matoinokai.com/ |
神谷 俊一郎(かみや しゅんいちろう)は、日本の和太鼓奏者。愛知県安城市出身で和太鼓を中心とした演奏、演出、作曲を手がけている。
和太鼓のジャンルのみならず、J-POP、歌舞伎、演劇、クラシックなどとのコラボレーションも話題を呼んでいる。全米最大のアートフェスティバル「バーニングマン」では、史上初の招待和楽器奏者の一員として、緊縛師Hajime Kinoko氏とのコラボパフォーマンスを行った[1]。現在は演奏活動の傍ら、企業向けチームビルディングワークショップ[2]や舞台演出に力を入れている。
来歴
[編集]愛知県に生まれる。小学4年の頃に太鼓に触れ[3]、「高棚まつり保存会」を通して祭りや地域での活動に参加しながら太鼓を始める。[4]
Drum TAOの舞台を経験[3]したのちに、新潟県の佐渡島に拠点を置く鼓童に所属し[5]、舞台メンバーとして活動をしていた。
2017年から愛知県を拠点とし、和太鼓や篠笛を中心とした演出、作曲、演奏などを行なっており、企業向けのチームビルディングワークショップ[6]などもおこなっている。
独立後に太鼓を中心とした同世代の仲間が集う場として「まといの会」を発足、主宰[7]。まといの会には愛知、岐阜、三重、静岡、大阪、滋賀、埼玉、神奈川からそれぞれ活躍をしている若手太鼓打がコミュニティとして集結し、『まといあわせ』公演をほぼ毎年開催している。[8]まといの会は太鼓の練習や演奏以外にもBBQや祭り見学などを通して交流を行い、和太鼓を通したコミュニティ作りを大切にしている。[9]
2019年1月に国際交流基金に招聘され[10]ミャンマーのヤンゴンとネピドーにて演奏、ミャンマー国立交響楽団と共演[11]。10月に在クリチバ日本国総領事館より招聘を受け、坂本雅幸氏と和太鼓のワークショップと公演を行った。[12]
2022年には旧約聖書に登場するバベルの塔を題材にした舞台「ジッグラト」を演出[13]した。
2023年(令和5年)に安城市文化奨励賞[14]を受賞。三陸国際芸術祭では東北・三陸地域の未来を担う若者にフォーカスした三陸のだむら未来芸能祭に招聘された。[15]
脚注
[編集]- ^ “Facebook”. www.facebook.com. 2024年3月20日閲覧。
- ^ “社員のための和太鼓体験ワークショップ”. 社員のための和太鼓体験ワークショップ. 2024年4月15日閲覧。
- ^ a b “和太鼓を通じ響き合う人と人の魅力 伝統文化を継承、神谷俊一郎さん”. 中日新聞Web. (2023年10月20日) 2024年3月20日閲覧。
- ^ “近所の有名人 vol.16「和太鼓演奏者・神谷俊一郎さん」”. KATCH キャッチネットワーク. 2024年4月11日閲覧。
- ^ “鼓童 年間活動報告2014”. 太鼓芸能集団 鼓童. p. 12. 2024年3月20日閲覧。
- ^ “【株式会社遊覧座】全国企業へ「和太鼓体験ワークショップ」を提供開始!”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES (2022年5月10日). 2024年3月20日閲覧。
- ^ “愛知 まといの会 | 和太鼓演奏 神谷俊一郎/まといの会 公式サイト”. 神谷俊一郎/まといの会 公式サイト. 2024年3月20日閲覧。
- ^ “和太鼓のエースが愛知県安城市に集結する公演を7月14日開催!地元企業とタイアップした「まといあわせ」チケット販売を開始”. Newsweek日本版 (2024年4月8日). 2024年4月11日閲覧。
- ^ “愛知 まといの会 | 和太鼓演奏 神谷俊一郎/まといの会 公式サイト”. 神谷俊一郎/まといの会 公式サイト. 2024年4月11日閲覧。
- ^ “国際交流基金 - ミャンマー国立交響楽団・邦楽奏者によるコンサート”. www.jpf.go.jp. 2024年4月11日閲覧。
- ^ 神谷俊一郎 (2019年1月28日). “ミャンマーにて”. 神谷俊一郎/まといの会 公式サイト. 2024年4月11日閲覧。
- ^ “在ブラジル日本国大使館 大使館からのお知らせ 2019年10月 (1)文化イベント”. 2024年4月10日閲覧。
- ^ “和楽器や舞踊コラボ 「生命力を表現」 名古屋で14、15日公演 /愛知”. 毎日新聞. 2024年3月20日閲覧。
- ^ 安城市. “令和5年度安城文化賞等の受賞者を決定”. 安城市. 2024年3月20日閲覧。
- ^ “三陸のだむら未来芸能祭”. 三陸国際芸術祭 (2024年3月29日). 2024年4月11日閲覧。