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福地啓介

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

福地 啓介(ふくち けいすけ、2007年 - )は、日本オセロプレイヤー。オセロ連盟認定七段。

2018年のオセロ世界選手権で史上最年少の11歳という若さで世界一に輝く[1]。世界選手権の帰りの飛行機の機長がそれまでの最年少記録保持者(15歳)だった谷田邦彦で、機内放送で祝辞を送っている[2]

2024年7月21日には、第17期オセロ王座戦で初優勝を果たしている[3]。福地はこれにより世界オセロ選手権大会出場資格を得たものの辞退し、日本オセロ連盟の決定事項により、2位の栗田誠矢八段が出場することになった[4]

棋風

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  • 幻惑力に優れており、一見すると悪い手に見えるが後々10手ほど進めると、気づいたら相手は負けの局面になっている。相手のミスを誘導する。
  • 図形認識力:全局面を「写真」のように記憶し、普通のプレイヤーは検討する際、1手目から進めるが、福地は途中盤面からでも全ての石の配置を完璧に記憶できている。
  • 集中力:福地は一旦考え始めると、一手に20分もかける場合もある。
  • 高梨悠介曰く、福地は「未知の怪物」と述べた。

脚注

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  1. ^ オセロ世界一、日本の11歳 小5福地君、最年少記録 - 産経ニュース”. 産経新聞 (2018年10月15日). 2019年1月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年4月19日閲覧。
  2. ^ オセロ最年少V、機長祝う 実は元王者、全日空便で|【西日本新聞ニュース】”. 西日本新聞 (2018年10月16日). 2021年4月19日閲覧。
  3. ^ 第17期オセロ王座戦、優勝はメジャー大会初制覇の福地啓介七段!”. 日本オセロ連盟 (2018年7月23日). 2024年8月6日閲覧。
  4. ^ 第17期オセロ王座戦の世界オセロ選手権出場権利について”. 日本オセロ連盟 (2018年8月5日). 2024年8月6日閲覧。