福大前西福井駅
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福大前西福井駅* | |
---|---|
駅構内(2007年10月) | |
ふくだいまえにしふくい Fukudaimae-Nishifukui | |
◄E26 田原町 (0.7 km) (0.8 km) 日華化学前 E28► | |
所在地 | 福井県福井市文京四丁目3番1号 |
駅番号 | ○E27 |
所属事業者 | えちぜん鉄道 |
所属路線 | ■三国芦原線 |
キロ程 |
2.8km(福井口起点) 福井から4.3 km |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗降人員 -統計年度- |
2,072人/日 -2018年- |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)12月30日[1][2][3] |
備考 |
有人駅 * 2003年に西福井駅から改称[2]。 |
福大前西福井駅(ふくだいまえにしふくいえき)は、福井県福井市文京四丁目にある、えちぜん鉄道三国芦原線の駅である。駅番号はE27。
歴史
[編集]- 1928年(昭和3年)12月30日:三国芦原電鉄の福井口 - 芦原(現在のあわら湯のまち駅)間開業に伴い[4][5]、西福井駅として開業[1][2][3]。
- 1942年(昭和17年)8月1日:三国芦原電鉄が京福電気鉄道(京福)と合併[6]。同社の三国芦原線の駅となる[5]。
- 1971年(昭和46年)3月1日:貨物取扱を廃止[2]。
- 1979年(昭和54年)1月7日:京福西福井ビル(駅ビル・平和堂西福井店入居)完成と同時に同ビル内に新駅舎完成[7]。
- 1981年(昭和56年)8月1日:駅業務を委託化[2]。
- 2001年(平成13年)6月24日:京福越前本線で列車正面衝突事故が発生(京福電気鉄道越前本線列車衝突事故)[8]。これに伴う全線運行休止により休業[9][10]。
- 2002年(平成14年)
- 2003年(平成15年)
- 2012年(平成24年)
- 2016年(平成28年)
駅構造
[編集]相対式ホーム2面2線[19]の地上駅で、駅員が配置されている有人駅である[20][21]。列車交換が可能で、福井鉄道との相互直通運転開始時に低床車両専用のホームが新設された[16][18]。また、これに合わせ朝の時間帯に当駅始発でたけふ新駅行きの普通列車が2本設定されている[17][18]。
ホーム部分全体の上部が駅ビル(京福西福井ビル)に覆われており、商業施設が併設されている[12]。京福西福井ビルと新駅開業時の1979年(昭和54年)1月に総合スーパー平和堂西福井店がビル内に入居する形で開店したが[22]、2002年(平成14年)1月20日に撤退した[11]。同年3月にスーパーセンターのみつわ西福井店が後継店舗として入居したが[12]、2012年1月に閉店となり[14]、同年12月に食料品スーパーのハニーを核とする「えちぜんCULSA(クルサ)」として新装開店した[15]。なお、駅名が長いため、地元ではかつての駅名であった「西福井」や前述のみつわが入居していたことから「みつわ」と呼ぶことがある[1]。
のりば
[編集]番線 | 路線 | ホーム | 行先 | 備考 |
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1 | ■三国芦原線 | 高床ホーム | ふくい・かつやま・えいへいじ方面 (福井・永平寺口・勝山方面) |
永平寺口・勝山方面は福井口駅で乗り換え |
低床ホーム (フェニックス田原町ライン専用) |
田原町・(福武線直通)たけふ新方面 | 朝の当駅終始発列車は2番低床ホーム発着 | ||
2 | 高床ホーム | みくに・あわらゆのまち方面 (あわら湯のまち・三国港方面) |
||
低床ホーム (フェニックス田原町ライン専用) |
新田塚・鷲塚針原方面 |
利用状況
[編集]1日の平均乗降人員は以下のとおりである[23]。
乗降人員推移 | |
---|---|
年度 | 1日平均人数 |
2011年 | 1,722 |
2012年 | 1,642 |
2013年 | 1,673 |
2014年 | 1,695 |
2015年 | 1,709 |
2016年 | 1,945 |
2017年 | 2,033 |
2018年 | 2,072 |
駅周辺
[編集]約150m先に国立福井大学本部(文京キャンパス)正門があり、マンション・下宿・大学官舎・商店・民家が混在する学生街。
福井県立福井商業高等学校[24][25]・私立啓新高等学校[24]のほか、民間病院あり。ほか2km近く離れているが私立福井工業大学本部・福井キャンパスおよび福井工業大学附属福井中学校・高等学校の最寄駅でもあるため、通学時間帯には多くの学生が乗降している。
- ハニー食彩館 西福井店
バス路線
[編集]- 福大前西福井
- 福井市地域コミュニティバス「日新さんさんバス」
- 日新地区・三郎丸・菅谷・飯塚・日光・田原町方面循環(水曜・日曜・祝日・旧盆・年末年始運休)
- 福井大学前
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c 川島 2010, p. 83.
- ^ a b c d e f g 寺田 2013, p. 247.
- ^ a b 「地方鉄道運輸開始」『官報』1929年1月16日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 京福 2003, p. 141.
- ^ a b 朝日 2011, p. 8.
- ^ 京福 2003, p. 29.
- ^ 京福 2003, p. 77.
- ^ 京福 2003, p. 34.
- ^ 京福 2003, p. 143.
- ^ a b c 朝日 2011, p. 9.
- ^ a b “ほていや―生活創庫福井店33年、歴史に幕”. 福井新聞 (福井新聞社). (2002年1月20日)[要ページ番号]
- ^ a b c 宮下祥恵 (2011年10月21日). “「みつわ西福井」来年1月閉店へ 市街地、買い物難民も”. 福井新聞 (福井新聞社)[要ページ番号]
- ^ 「鉄道記録帳2003年7月」『RAIL FAN』第50巻第10号、鉄道友の会、2003年10月1日、23頁。
- ^ a b “西武福井が弁当宅配、買い物代行も 10月から「ご用聞きサービス」”. 福井新聞 (福井新聞社). (2012年9月27日)[要ページ番号]
- ^ a b “福井に大手小売店続々進出、なぜ 地元業者は生き残りへ正念場”. 福井新聞 (福井新聞社). (2013年2月16日)[要ページ番号]
- ^ a b c “平成28年ダイヤ改正について” (PDF). えちぜん鉄道 (2016年2月26日). 2016年6月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月11日閲覧。
- ^ a b “新型車両愛称は「キーボ」に決定! えち鉄、福鉄相互乗り入れ”. 産経ニュース. (2016年2月27日) 2021年10月11日閲覧。
- ^ 川島 2010, p. 23.
- ^ “えち鉄がキャッシュレス決済導入 乗車券の購入、ジュラカなどで”. 福井新聞ONLINE. (2020年7月17日). オリジナルの2020年7月17日時点におけるアーカイブ。 2021年4月20日閲覧。
- ^ “えちぜん鉄道、切符購入を電子マネーでも 現金の接触減らす”. 中日新聞Web. (2020年7月17日). オリジナルの2020年10月13日時点におけるアーカイブ。 2021年4月20日閲覧。
- ^ “西福井駅の平和堂、来年1月撤退”. 福井新聞 (福井新聞社). (2001年8月31日)[要ページ番号]
- ^ 国土数値情報 駅別乗降客数データ - 国土交通省、2021年3月10日閲覧
- ^ a b “えちぜん鉄道の年間乗客数が最多 2018年度369万人、映画も後押し”. 福井新聞ONLINE (2019年5月14日). 2020年8月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月11日閲覧。
- ^ “全米制覇チアが鉄道客室乗務員に えちぜん鉄道にUターン就職、奮闘”. 福井新聞ONLINE (2019年8月16日). 2020年1月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年10月11日閲覧。
参考文献
[編集]- 『京福電気鉄道 越前線写真帖 88年回顧録』京福電気鉄道、2003年1月31日。
- 川島令三『【図説】日本の鉄道中部ライン全線・全駅・全配線 第5巻 米原駅 - 加賀温泉駅』講談社、2010年8月20日。ISBN 978-4-06-270065-8。
- 『週刊歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄28 えちぜん鉄道 福井鉄道・北陸鉄道・のと鉄道』朝日新聞出版、2011年10月2日。
- 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年1月19日。ISBN 978-4-7770-1336-4。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 福大前西福井駅 - えちぜん鉄道
- 電車えちぜん鉄道:福大前西福井 - 福井鉄道
- ハニー食彩館西福井 - ハニー