福島知己
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福島 知己(ふくしま ともみ、1971年 - )は、日本のフランス文学者、思想史家、哲学者。帝京大学経済学部准教授
元一橋大学社会科学古典資料センター専門助手。学位は博士(社会学)(一橋大学・2003年)。
博士論文は、「シャルル・フーリエのユートピア:アイロニーとユーモアの視点から」(学位論文、博士(社会学)、一橋大学)、2003年。
さらに、2009年、パリ第7大学からも博士学位(社会学)を取得。
学位論文のタイトルは L'idée de sociabilité utopique selon Charles Fourier.
人物
[編集]- 1993年、一橋大学社会学部卒業。
- 2003年、一橋大学社会学研究科博士後期課程修了。
- 2004年4月 - 2006年3月、一橋大学社会学研究科助手。
- 2008年4月 - 2008年6月、一橋大学大学教育研究開発センター非常勤講師。
- 2008年7月 - 、一橋大学社会科学古典資料センター専門助手。
- 2009年7月、パリ第7大学博士課程修了[1]。
専門は、社会哲学、社会思想の研究、特に、シャルル・フーリエに関する研究。フーリエの社会思想に関する主著の一つである『愛の新世界』を初めて邦訳したことで有名であり、哲学者の國分功一郎は福島の翻訳を「世界史的偉業」と絶賛している[2]。
著書
[編集]単著
[編集]共編著
[編集]- 編 『シャルル・フーリエの新世界』 水声社、2024年
翻訳
[編集]- ジョナサン・ビーチャー、『シャルル・フーリエ伝 ― 幻視者とその世界』、作品社、2001年
- シャルル・フーリエ、『愛の新世界』、作品社、2006年
- シャルル・フーリエ、『産業の新世界』、作品社、2022年