福田愛美
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福田 愛美(ふくだ あみ、1993年10月20日[1] - )は、日本の元女優。本名、同じ。
血液型O型。身長156cm。
来歴
[編集]実家は佐賀県嬉野市の老舗旅館元湯を経営しており四人兄妹の末娘である。9歳で父親と死別し、小学6年生の頃にジャン=リュック・ゴダールの『男性・女性』を手に取り映画に興味を持ち始め、映画監督もしくは俳優を志すようになったと答えている[2]。佐賀女子高等学校音楽学科ではピアノを専攻していた。16歳より福岡の芸能事務所に所属しレッスンを受け、18歳の頃、福岡のローカル番組『すまいる大御殿』で原口あきまさとはなわの二人が一年かけレギュラーを決める為のオーディションを行いレギュラーに選ばれるが、20歳を機に映画作りを志し上京し俳優として下積みを経験した。 2015年、展覧会の帰り道に園子温監督に声を掛けられ「紀子の食卓」のファンであることをきっかけに『アンチポルノ』のオーディションを受け、ピアノの得意な妹役に抜擢された。劇中では実際に劇伴としても使用されるピアノを生演奏している。
その他の出演作に、映画『新宿スワンII』では浅野忠信演じる滝マサキの秘書役、映画『傷だらけの悪魔』では足立梨花演じる葛西舞をいじめる生徒役等。他、舞台、テレビCM、MV等に出演。
2017年にはオーディションにて園子温監督作品の映画の主演に決定していたが、不幸な出来事によりそれを降板し活動を休止した。現在は屋号をAmikoとし、音楽家として活動を行なっている[3]。
人物
[編集]- 特技はピアノと絵。
- 趣味は映画鑑賞、音楽鑑賞、絵画、写真、料理。[4]。
- 好きな監督はライナー・ヴェルナー・ファスビンダー、クシシュトフ・キェシロフスキ、シャンタル・アケルマン、ロベール・ブレッソン、イングマール・ベルイマン、ジョン・カサヴェテス、エドワード・ヤン
- 好きな映画はジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、デカローグ、ファニーとアレクサンデル[5]。
出演
[編集]映画
[編集]- 青ク願ウ(2015年) - 佳奈 役[6]
- 富士川日記(監督:矢崎仁司)
- アンチポルノ(2017年1月28日、監督:園子温) - 妙子 役[7]
- 傷だらけの悪魔(2017年2月、監督:山岸聖太) - 美咲 役[8]
- 新宿スワンII(2017年1月21日、監督:園子温)
- 血を吸う粘土〜派生(2018年、監督:梅沢壮一) - 美咲 役
- 想像だけで素晴らしいんだ(監督:アベラヒデノブ)
舞台
[編集]- スマイルデッド2014
CM
[編集]- セキスイハイム「ドリームハイムキャンペーン」
- JRA皐月賞「あなたの競馬が走り出す。」
- 日本通運 CM 引越しは日通「単身まるごと」篇
MV
[編集]- Creepy Nuts「合法的トビ方ノススメ」(2018年)
- ゆうれいのいのち「八月、あのコと。」(2018年)
書籍
[編集]- 燃え殻著書「ボクたちはみんな大人になれなかった」表紙
出典
[編集]- ^ a b Фукуда Ами / Fukuda Ami / 福田愛美
- ^ AMIKO インタビュー | 映画音楽で知られるアーティスト YouTube
- ^ AMIKOにTOWER DOORSから6つの質問 美しい歌とピアノで映画やゲーム「ALTER EGO」の劇伴も手掛ける多才なSSW Mikiki (2020年4月10日)
- ^ [1]
- ^ [2]
- ^ 青ク願ウ公式Twitter2014.12.14
- ^ アンチポルノ公式ホームページ 2023年4月22日閲覧
- ^ 『傷だらけの悪魔』追加キャスト、足立梨花VS江野沢愛美の場面写真も CINRAホームページ 2016年8月9日付配信記事