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福田慎一

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

福田 慎一(ふくだ しんいち、1960年 - )は、日本経済学者。専門は、金融論国際金融論マクロ経済学。主として複雑系経済学東京大学大学院経済学研究科教授、日本金融学会会長。

人物

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石川県金沢市出身。金沢大学附属高等学校東京大学経済学部を経て、イエール大学Ph.D経済学博士)。東京大学時代の指導教官は浜田宏一(イエール大教授)、イエール大での指導教官はヌリエル・ルービニニューヨーク大学教授。東京大学経済学部では、長年にわたり「金融」という学部生向けの基礎的な講義を受け持つ。日本金融学会会長。

2016年東京経済研究センター代表理事[1]

著書

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単著

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  • 『価格変動のマクロ経済学』(東京大学出版会, 1995年)
  • 『金融論 市場と経済政策の有効性』(有斐閣、2013年、新版2020年)
  • 『「失われた20年」を超えて (世界のなかの日本経済:不確実性を超えて)』(NTT出版、2015年)
  • 『21世紀の長期停滞論: 日本の「実感なき景気回復」を探る』(平凡社新書、2018年)

共著

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  • 照山博司)『マクロ経済学・入門』(有斐閣, 1996年/第2版, 2001年/第3版, 2005年/第4版, 2011年/第5版、2016年)
  • 照山博司)『演習式 マクロ経済学・入門 補訂版』(有斐閣, 2013年)

編著

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  • 『日本の長期金融』(有斐閣, 2003年)
  • 『金融システムの制度設計 -- 停滞を乗り越える,歴史的,現代的,国際的視点からの考察』(有斐閣、2017年)
  • 『検証 アベノミクス「新三本の矢」: 成長戦略による構造改革への期待と課題』(東京大学出版会、2018年)
  • 『技術進歩と日本経済』(東京大学出版会、2020年)
  • 『コロナ時代の日本経済: パンデミックが突きつけた構造的課題』(東京大学出版会、2022年)

共編著

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  • 浅子和美吉野直行)『現代マクロ経済分析――転換期の日本経済』(東京大学出版会, 1997年)
  • 堀内昭義岩田一政)『マクロ経済と金融システム』(東京大学出版会, 2000年)
  • (浅子和美)『景気循環と景気予測』(東京大学出版会, 2003年)
  • 粕谷宗久)『日本経済の構造変化と経済予測――経済変動のダイナミズムを読む』(東京大学出版会, 2004年)
  • 西村和雄)『非線形均衡動学――不決定性と複雑性』(東京大学出版会, 2004年)
  • 小川英治)『国際金融システムの制度設計――通貨危機後の東アジアへの教訓』(東京大学出版会, 2006年)
  • 寺西重郎奥田英信三重野文晴)『アジアの経済発展と金融システム』(東洋経済新報社, 2007年)
  • (櫻川昌哉)『なぜ金融危機は起こるのか: 金融経済研究のフロンティア』(東洋経済新報社、2013年)

受賞・栄典

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脚注

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  1. ^ 「事業計画及び年次報告」東京経済研究センター
  2. ^ 『官報』号外第99号、令和3年4月30日
  3. ^ 令和3年春の褒章 受章者 東京都” (PDF). 内閣府. p. 2 (2021年4月29日). 2023年5月5日閲覧。
先代
小西秀樹
東京経済研究センター代表理事
2016年 - 2018年
次代
小川英治