コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

私の叔父さん

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

私の叔父さん』(わたしのおじさん)は、連城三紀彦による日本の短編小説。初出は『小説新潮1984年2月号。同年5月に新潮社から刊行された短編集『恋文』に収録され、『恋文』は第91回直木賞を受賞した。

1995年にテレビドラマ化され、2012年に映画化された。

あらすじ

[編集]

登場人物

[編集]

テレビドラマ

[編集]

1995年10月6日にフジテレビ系で単発テレビドラマ化された。

キャスト(テレビドラマ)

[編集]

スタッフ(テレビドラマ)

[編集]

映画

[編集]
私の叔父さん
監督 細野辰興
脚本 細野辰興
中井邦彦
原作 連城三紀彦
製作 吉岡市雄
笹栗哲朗
谷口元一
寺園卓司
小浜圭太郎
阿部智之
鈴木浩司
出演者 高橋克典
寺島咲
音楽 薮中博章
主題歌恋歌Do As Infinity
撮影 金子正人 (J.S.C)
編集 太田義則
製作会社 アイエス・フィールド
配給 マジカル
公開 2012年3月3日(九州先行公開)
2012年4月7日(全国公開)
上映時間 99分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

2012年3月3日に九州で先行公開され、2012年4月7日に全国公開された[1]

主に東京と福岡で撮影が行われた[2]。また、福岡のローカル番組のオーディションにて、夕美子役に福岡在中の松本望が選ばれている[3]

叔父と姪による禁忌の恋がテーマ[4]であるが、撮影をすすめるうちに姪の夕季子役の寺島咲は役に感情移入し、叔父の構治役である高橋克典に恋心を抱く気持ちが理解できるようになったという[5]

あらすじ(映画)

[編集]

福岡でカメラアシスタントとして働く構治(高橋克典)には東京に仲の良い夕季子(寺島咲)という姪がいた。ある日泊まりに来ると夕季子からの知らせ。その時をきっかけに構治と夕季子の気持ちが深まっていく。そして時は流れ、夕季子の娘、夕美子(松本望)に構治と夕季子の関係を問い詰められる。さらには「構治との子供を妊娠した」と言われてしまう。

キャスト(映画)

[編集]

スタッフ(映画)

[編集]

DVD

[編集]
  • 「私の叔父さん」

脚注

[編集]
  1. ^ a b 肥沼和之 (2012年2月24日). “清純派女優・寺島咲、禁じられた恋に落ちる役にわれを忘れ「メラメラきた」”. シネマトゥデイ. 2015年8月15日閲覧。
  2. ^ 糸島市でのロケ! 「私の叔父さん」 福岡先行上映 – 糸島市観光協会ホームページ -
  3. ^ 映画 『私の叔父さん』 糸島ロケが行われました – 糸島市ホームページ -
  4. ^ 高橋克典 禁忌の愛で「自分をボロボロにする恋」!熱中症に病院でモーニングコール”. 芸能ニュースラウンジ (2012年4月7日). 2015年8月15日閲覧。
  5. ^ 肥沼和之 (2012年4月7日). “寺島咲、リアルにいけない恋心?高橋克典も「突き動かされた」と刺激を受けたことを告白!”. シネマトゥデイ. 2015年8月15日閲覧。
  6. ^ ポニーキャニオンDVD情報 「私の叔父さん」

外部リンク

[編集]