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秋の詩

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
秋の詩
イネ属 Oryza
イネ O. sativa
交配 滋系54号 × コシヒカリ
亜種 ジャポニカ O. s. subsp. japonica
品種 秋の詩
開発 滋賀県農業試験場
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秋の詩(あきのうた)は、滋賀県農業試験場(現 滋賀県農業技術振興センター)が開発した日本イネの品種名および銘柄名である。地方系統番号滋賀62号[1]

概要

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1990年、「滋系54号(後の吟おうみ)」と「コシヒカリ(越南54号)」で人工交配を行い、後に育成された品種[1]

1998年に「秋晴れの空の下で成長した黄金色の穂がとても美しいこと」と「生産者の喜びの詩(うた)となるように」という思いが込められて名づけられた。

2001年10月12日に品種登録[2]

粒が大きく[3]、粘りが強くて柔らかく、食べやすくてほのかな甘みが特徴。「コシヒカリ」と比べて収穫期が遅いため、作期分散も期待されている[3]

耐倒伏性はやや弱、穂発芽性はやや難、脱粒性は難である。葉いもち・穂いもち圃場抵抗性は弱である。

  • 交配系譜
滋系54号
 
コシヒカリ
 
 
 
 
秋の詩

脚注

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  1. ^ a b 交配組合せ 滋系54号/コシヒカリ”. 国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 次世代作物開発研究センター. 2019年8月22日閲覧。
  2. ^ 登録品種データベース”. 農林水産省. 2019年8月22日閲覧。
  3. ^ a b 株式会社日本食糧新聞社編『全国お米のこだわり銘柄事典』株式会社日本食糧新聞社、2018年4月10日、102頁。 

参考文献

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