秋元皓貴
基本情報 | |
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本名 | 秋元 皓貴 |
階級 | フェザー級 |
身長 | 170cm |
体重 | 65kg |
国籍 | 日本 |
誕生日 | 1992年8月31日(32歳) |
出身地 | 愛知県豊田市 |
スタイル |
ムエタイ フルコンタクト空手 |
プロキックボクシング戦績 | |
総試合数 | 30 |
勝ち | 26 |
KO勝ち | 10 |
敗け | 4 |
秋元 皓貴(あきもと ひろき、1992年8月31日 - )は、日本の男性キックボクサー、空手家。愛知県豊田市出身。元ONEキックボクシング世界バンタム級王者。
来歴
[編集]小学2年生時に空手を始め、選手権大会で数々の入賞を果たした。
2007年2月25日、K-1 JAPAN TRYOUTに参加し、日下部竜也・野杁正明と共に特別合格を果たした[1]。
2007年10月28日、「BRIDGE one match challenge 6th」でプロデビュー。森平雄治と対戦し判定勝ちを収めた。
2008年7月27日、第9回アマ全日本選手権トーナメントのバンタム級で優勝[2]。
2009年7月4日、K-1甲子園中部地区予選大会で優勝を果たした[3]。
2011年7月24日、「真樹ジムAICHI10周年記念興行 J-1 time 〜signal of start〜」で元ルンピニースタジアム認定2階級王者で現役ランカーのピンサヤーム・ソー.アムヌアイシリチョークと対戦し2RにKO勝ちを収めた[4]。
2011年8月21日、「ビッグバン・統一への道 其の六」で増倉敦と対戦し3RにKO勝ちを収めた[5][6]。この試合で左拳の左第2中手骨を骨折し全治2ヶ月と診断された。
2012年10月7日、東京・後楽園ホールで行われたMA日本キック「BREAK-30 ~UNIFICATION~ WBCムエタイ日本4大タイトルマッチ」で 森井洋介(藤原ジム)に判定勝ち。19歳にしてデビュー以来無敗のままWBCムエタイ日本タイトルを獲得[7]。
2014年からフルコンタクト空手(日本実戦空手道七州会)に復帰。
2015年5月23・24日に開催されたJFKO主催の第2回全日本フルコンタクト空手選手権で軽量級準優勝(2016年第3回は3位)、2017年の第4回全日本では悲願の軽量級初優勝を果たした[8]。
2018年10月、シンガポールのメガジム「Evolve MMA」がトライアウトを実施し、秋元の「EVOLVE Fight Team」入りを発表した[9]。
2019年1月25日、ONE Championship: Hero's Ascentで約6年ぶりのキックボクシング復帰戦を行いジョシュ・トナーに判定勝ちを収めた。
2019年3月31日、ONE Championship: A New Eraでヨゼフ・ラシリと対戦し、0-2の判定負け。プロキャリア初の黒星を喫した。
2020年10月9日、バンタム級(65.7kg)転向初戦となったONE Championship: Reign of Dynasties 2でバンタム級ランキング3位のジャン・チェンロンと対戦し、2-1の判定勝ちを収めた[10]。
2021年2月26日、ONE Championship: Fists Of Furyでバンタム級ランキング4位のジャン・チェンロンと再戦し、判定勝ちを収めた。
2021年12月3日、ONE Championship:WINTER WARRIORSで、これがONEデビュー戦となる中国の邱建良と対戦し、3-0で判定勝ちを収めた。
2022年3月26日、ONE Championshipの10周年記念大会「ONE X」にて、ONE世界バンタム級キックボクシング王者のカピタン・ペッティンディーアカデミーとタイトルマッチで対戦。終始前進し続けてカピタンを圧倒し、5R終了3-0の判定勝ち。タイトルを奪取し、これにより立ち技部門であるONEスーパーシリーズ初の日本人王者に輝いた。
2022年11月19日、ONE 163にてペッタノン・ペットファーガスと初防衛戦に臨むが、5回1-2の僅差判定負け。初防衛に失敗し僅か8ヶ月でONE世界王座を手放した。
2024年5月4日、ONE Fight Night 22にて元K-1 WORLD GPライト級王者のウェイ・ルイと1年半ぶりの復帰戦を行うが、3回0-3の判定負けを喫した。しかしこの判定は大きな物議を醸し、秋元が勝っていたのではという声も多かった[11]。
戦績
[編集]プロキックボクシング
[編集]キックボクシング 戦績 | ||||||
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30 試合 | (T)KO | 判定 | その他 | 引き分け | 無効試合 | |
26 勝 | 10 | 15 | 0 | 0 | 0 | |
4 敗 | 0 | 4 | 0 |
勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
× | イリアス・エナッシ | 3R終了 判定0-3 | ONE Fight Night 81 | 2024年9月27日 |
× | ウェイ・ルイ | 3R終了 判定0-3 | ONE Fight Night 22 | 2024年5月4日 |
× | ペッタノン・ペットフォーガス | 5R終了 判定1-2 | ONE Championship:ONE 163 Akimoto vs. Petchtanong 【ONEキックボクシング世界バンタム級タイトルマッチ】 |
2022年11月19日 |
○ | カピタン・ペッティンディーアカデミー | 5R終了 判定3-0 | ONE Championship: ONE X 【ONEキックボクシング世界バンタム級タイトルマッチ】 |
2022年3月26日 |
○ | 邱建良 | 3R終了 判定3-0 | ONE Championship: Winter Warriors | 2021年12月3日 |
○ | ジャン・チェンロン | 3R終了 判定3-0 | ONE Championship: Fists Of Fury | 2021年2月26日 |
○ | ジャン・チェンロン | 3R終了 判定2-1 | ONE Championship: Reign of Dynasties 2 | 2020年10月9日 |
○ | ケニー・ズィー | 3R終了 判定3-0 | ONE Championship: Masters Of Destiny | 2019年7月12日 |
× | ヨゼフ・ラシリ | 3R終了 判定0-2 | ONE Championship: A New Era | 2019年3月31日 |
○ | ジョシュ・トナー | 3R終了 判定3-0 | ONE Championship: Hero's Ascent | 2019年1月25日 |
○ | スラチャイ・シースリヤンヨーティン | 5R終了 判定3-0 | MA日本キック「DRAGON ROAD ONE AND ONLY TAKE1」 【ラジャダムナンスタジアム認定ランキング査定試合】 |
2013年4月14日 |
○ | 駿太 | 5R終了 判定3-0 | ビッグバン・統一への道 其の十一 | 2012年12月2日 |
○ | 森井洋介 | 5R終了 判定3-0 | MA日本キック「BREAK-30 ~UNIFICATION~ WBCムエタイ日本4大タイトルマッチ」 【WBCムエタイ日本フェザー級タイトルマッチ】 |
2012年10月7日 |
○ | 藤澤大樹 | 1R 1:28 TKO(左肘打ちによるカット) | MA日本キック「KICK GUTS 2012 第15回梶原一騎杯~真樹日佐夫追悼記念興行~」 【MA日本フェザー級王座決定戦】 |
2012年7月15日 |
○ | 拳竜 | 1R 2:52 KO(右前蹴り) | MA日本キック「BREAK-25 ~CANNONBALL~」 【MA日本フェザー級挑戦者決定戦】 |
2012年5月6日 |
○ | 佐々木郁矢 | 1R 2:40 KO(左ハイキック) | ビッグバン・統一への道 其の八 | 2012年2月25日 |
○ | 増倉敦 | 3R 0:18 KO(左膝蹴り) | ビッグバン・統一への道 其の六 | 2011年8月21日 |
○ | ピンサヤーム・ソー.アムヌアイシリチョーク | 2R 0:54 KO(左ボディフック) | 真樹ジムAICHI10周年記念興行 J-1 time 〜signal of start〜 | 2011年7月24日 |
○ | 祥汰 | 1R 1:46 KO(左膝蹴り) | ビッグバン・統一への道 其の五 | 2011年5月15日 |
○ | TURBΦ | 2R 1:05 KO(右飛び膝蹴り) | ビッグバン・統一への道 其の四 | 2011年2月5日 |
○ | 山口正道 | 3R終了 判定3-0 | ビッグバン・統一への道 其の参 | 2010年9月23日 |
○ | 上村宣光 | 3R終了 判定3-0 | MA日本キック「Explosion-1」 | 2010年5月4日 |
○ | 須藤稔也 | 2R 1:17 TKO(タオル投入) | MA日本キック「〜暴虎馮河 其の壱〜」 | 2010年4月4日 |
○ | 松本忠 | 3R終了 判定3-0 | NAGOYA KICK〜CENTRAL RHYTHM〜 | 2010年3月14日 |
○ | 鈴木翔也 | 3R終了 判定3-0 | NAGOYA KICK〜KICK Hopping!〜 | 2010年1月31日 |
○ | 石橋真幸 | 3R終了 判定2-0 | NAGOYAKICK〜BoogieFight07 Black Sunday〜 | 2009年3月8日 |
○ | 山村教文 | 3R終了 判定3-0 | NAGOYAKICK〜2008FINAL 名古屋vsムエタイ最終決戦 DrumRoll Please!!〜 | 2008年12月23日 |
○ | 江幡睦 | 3R終了 判定3-0 | K-1 甲子園 KING OF UNDER 18〜FINAL16〜 | 2008年8月29日 |
○ | 森平雄治 | 2R終了 判定3-0 | BRIDGE one match challenge 6th | 2007年10月28日 |
アマチュアキックボクシング
[編集]勝敗 | 対戦相手 | 試合結果 | 大会名 | 開催年月日 |
× | 晴山翔栄 | 3R 0:23 KO(ローキック) | K-1甲子園2010 -KING OF UNDER 18- FINAL 【決勝】 |
2010年11月20日 |
○ | 石田圭吾 | 延長R 1:46 KO(左ミドル) | K-1甲子園 -KING OF UNDER 18- FINAL 【準決勝】 |
2010年11月20日 |
○ | 小川翔 | 延長R終了 判定3-0 | K-1甲子園 -KING OF UNDER 18- FINAL 【準々決勝】 |
2010年11月20日 |
○ | 樫村公治 | 1R 一本勝ち | K-1甲子園 -KING OF UNDER 18- FINAL 【2回戦】 |
2010年11月20日 |
○ | 栗原勇樹 | 1R 合わせ一本 | K-1甲子園 -KING OF UNDER 18- FINAL 【1回戦】 |
2010年11月20日 |
× | 嶋田翔太 | 3R終了 判定0-3 | K-1 WORLD MAX 2009 -FINAL- 【準々決勝】 |
2009年10月26日 |
○ | 山口裕人 | 3R終了 判定3-0 | K-1甲子園 2009 KING OF UNDER 18 -FINAL16- 【1回戦】 |
2009年8月10日 |
獲得タイトル
[編集]- 第4回全日本フルコンタクト空手道選手権大会 男子軽量級 優勝
- 第3代WBCムエタイ日本フェザー級王座
- 第19代MA日本フェザー級王座
- K-1甲子園2010 準優勝
- K-1甲子園2009 中部地区予選大会 優勝
- 第9回アマ全日本選手権トーナメントバンタム級優勝
- 第3代ONEキックボクシング世界バンタム級王座
脚注
[編集]- ^ あの選手がまさかの落選!?トライアウトはドラマの連続 K-1公式 2007年2月25日
- ^ 7.27 山梨大会 結果。アマ全日本選手権も併催 BoutReview 2008年7月29日
- ^ 怪物級高校生でK-1甲子園中部予選が大揺れ!! K-1公式 2009年7月5日
- ^ 【MA日本キック】K-1甲子園準優勝・秋元皓貴、あらしをKOしたピンサヤームから殊勲のKO勝利! 格闘技ウェブマガジンGBR 2011年7月24日
- ^ 【ビッグバン】駿太、ムエタイ王者に善戦もあと一歩及ばず…秋元皓貴が驚異の13連勝 イーファイト 2011年8月21日
- ^ 新星・秋元にタイ・大物プロモータも絶賛 スポーツナビ 2011年8月22日
- ^ 【MA日本キック】4大タイトルマッチで激闘!秋元が森井を破り驚異の17連勝飾る イーファイト 2012年10月7日
- ^ 【JFKO】白蓮会館が2階級制覇、元ムエタイ王者・秋元は悲願の初優勝 イーファイト 2017年5月14日
- ^ 【ONE】元WBCムエタイ王者・秋元皓貴が2019年3月の日本大会で再デビュー イーファイト 2018年10月14日
- ^ ONE Championship 10.9 バンコク:澤田龍人、寝技で差を付け判定勝ち。秋元皓貴、階級アップ初戦は辛勝バウトレビュー 2020年10月17日
- ^ 【ONE】秋元皓貴、元K-1王者ウェイ・ルイに悔しい判定負け、1年半ぶり復帰戦でアグレッシブに攻めるもイーファイト 2024年5月4日
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 秋元皓貴 (@hiro_a_16) - Instagram
- 秋元皓貴オフィシャルブログ
- 秋元皓貴|日本実戦空手道 七州会 広田支部/梅坪台支部
- eFight 選手データ
前王者 カピタン・ペッティンディーアカデミー |
第3代ONEキックボクシング世界バンタム級王者 2022年3月26日 - 2022年11月19日 |
次王者 ペッタノン・ペットファーガス |