秋葉凪人
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あきば なぎと 秋葉 凪人 | |
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別名義 | 秋葉 凪樹(あきば なぎ) |
生誕 |
1971年12月17日(53歳) 日本・兵庫県神戸市 |
職業 | 漫画家 |
活動期間 | 1994年 - |
ジャンル | 成人向け漫画 |
代表作 |
『きらきら』 『空のイノセント』 |
公式サイト | 秋葉凪人 (@edioemit) - X(旧Twitter) |
秋葉 凪人(あきば なぎと、1971年12月17日[1] - )は、日本の漫画家。男性[2]。兵庫県神戸市出身・在住[3]。
旧ペンネームは秋葉 凪樹(あきば なぎ)。代表作は、『きらきら』『空のイノセント』。
同人サークルは『EDIO-EMIT』『Re-BORN』など。
略歴
[編集]- 1994年、「コミックジオトピア第3号」(メディアックス)に掲載の『巧くんの場合』によりデビュー。
- 2000年、商業誌での活動を休止。ほどなく帰郷。
- 2006年、秋葉凪樹(あきば なぎ)から秋葉凪人(あきば なぎと)に改名、活動再開。
作風
[編集]- 秋葉凪樹時代は独特の柔らかく叙情的なタッチの絵柄、秀逸な心理描写、シチュエーション作りでマニアックなファンが多かった。
- 逆レイプ、顔面騎乗など、多くの作品で主人公は受身であり、フェティッシュな読者層を獲得している。
- 活動再開後はシンプルな方向へ絵柄が変化した一方で、より寓話的で内向的な作劇になっている。
エピソード
[編集]- プロデビュー前は『ドラゴンマガジン』の読者参加ページ「ガメル連邦」の常連投稿者で、神崎将臣のアシスタントを務めていた。
- 同人で、アダルトゲーム『ToHeart』の人気キャラクター・マルチの等身大抱き枕原画を手掛けたことがある。
- 多忙になるにつれ乱筆・遅筆が目立つようになり、「さくらの頃 第3話」(ワニマガジン社『COMIC快楽天』1998年7月号)など商業原稿が数ページ下描きの状態で掲載された事もあった。そのためか現在でも鉛筆作家というイメージで語られることが多い。
- コアマガジン『漫画ばんがいち』で連載されていた『空のイノセント』は完結直前に中断。未完となっており、最終3巻に収録される予定だった5本の単行本未収録話が存在する。
作品リスト
[編集]単行本
[編集]- 「秋葉凪樹」名義
- 『檻の中から』 1995年3月発売、メディアックス〈MDコミックス〉、ISBN 4-89613-310-2
- 『放課後』 1995年12月発売、コアマガジン〈ホットミルクコミックスシリーズ〉、ISBN 4-87734-046-7
- 『きらきら』 1997年4月発売、ワニマガジン社〈ワニマガジンコミックス〉、ISBN 4-89829-316-6
- 『空のイノセントI 空の羽音』 1997年10月発行、コアマガジン〈ホットミルクコミックスシリーズ〉、ISBN 4-87734-132-3
- 『空のイノセントII おしまいの日』 1998年2月発行、コアマガジン〈ホットミルクコミックス〉、ISBN 4-87734-156-0
- 『放課後(復刻版)』、2001年2月1日発売[4]、コアマガジン〈ホットミルクコミックスエクストラ〉、ISBN 4-87734-429-2
- 『檻の中から リクエスト版(復刻版)』 2001年7月発売、メディアックス〈MDコミックス〉、ISBN 4-89613-455-9
- 「秋葉凪人」名義
- 『パンダかめんの最期』 2011年1月28日発売[5]、茜新社〈TENMACOMICS RIN〉、ISBN 978-4-86349-204-2
- 『お姉ちゃんは痴女』 2019年3月5日発売[6]、海王社〈海王社コミックス〉、ISBN 978-4-7964-1256-8
- 『お姉ちゃんは痴女』 2019年8月発行、楽楽出版〈RK COMICS CYBERIA SERIES〉、ISBN 978-4-86704-958-7
- しあわせな花子さん(2011年1月、COMIC RIN 2月号)
- よりこさんは あたまがわるい(2013年1月、Eroha VOL.7)
- 放課後クイズ 負けたらxx!(2006年9月、COMIC RIN vol.22)
- 舌にとろける、甘いカレ。(2007年5月、COMIC RIN 6月号)
- こたえて☆まいはーと(2007年9月、COMIC RIN 10月号)
- おさなごごろの、ゆかりさん。(2008年6月、COMIC RIN 7月号)
- とらわれのぼくととらわれたきみ(2008年8月、COMIC RIN 9月号)
単行本未収録作品
[編集]同人誌に収録されたものも含める。
- コミックハウス系
- 釣りに行こう(1995年、コミックギガテック)
- 小川のウンディーネ(1995年、コミックギガテック)
- かえるになった少年(1995年、コミックギガテック)
- 月が笑う(1995年、コミックギガテック)
- はるかとおくのさいわいに(1998年、コミックライズ 12月号)
- 十月のとおい夢(1998年、コミックライズ 3月号)
- noiz(2002年、コミックZIP 10月号)
- ワニマガジン社系
- まぼろしの月(1997年、COMIC快楽天 7月号)
- 青春のバカヤロウ(1997年、COMIC快楽天)
- これで おしまい(1997年、COMIC快楽天 11月号)
- さくらの頃 第1話 サクラチル,そして(1998年、COMIC快楽天 5月号)
- さくらの頃 第2話 はじまりの,行方(1998年、COMIC快楽天 6月号)
- さくらの頃 第3話 桜の下で(1998年、COMIC快楽天 7月号)
- NURSE COMBAT(Chuッ!?)
- コアマガジン系
- 箱の中(1995年、漫画ばんがいち)
- まっくら森の魔法使い(1995年、漫画ばんがいち)
- 空のイノセント 第20話 おしまいの日(7)(1998年、漫画ばんがいち 5月号)
- 空のイノセント 第21話 おしまいの日の終わり(1999年、漫画ばんがいち 3月号)
- 空のイノセント 第22話 燃えさかる家(1999年、漫画ばんがいち 4月号)
- 空のイノセント 第23話 からっぽの空(1999年、漫画ばんがいち 6月号)
- 空のイノセント 第24話 空に還る(1)(1999年、漫画ばんがいち 8月号)
- その他
- 小川のウンディーネ(夢雅版) 第01話(夢雅)
- 小川のウンディーネ(夢雅版) 第02話 攻性天使 I(夢雅)
- アンソロジー系
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ EDIO-EMIT-NOTE: この日に生まれた人とこのサイトの話。 - ウェイバックマシン(2007年10月10日アーカイブ分)
- ^ “pixivプロフィール”. pixiv. 2022年3月26日閲覧。
- ^ 日本漫画学院 漫画家インタビュー - ウェイバックマシン(2001年2月20日アーカイブ分)
- ^ “放課後(秋葉凪樹)”. コアマガジン. 2022年4月7日閲覧。
- ^ “パンダかめんの最期”. 茜新社. 2022年3月26日閲覧。
- ^ “お姉ちゃんは痴女”. pixiv. 2022年4月7日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 秋葉凪人 (@edioemit) - X(旧Twitter)
- 秋葉凪人 - pixiv
- 秋葉凪人 - PIXIV FANBOX
- 秋葉凪人 (@AkibaNagito) - Pawoo
- 秋葉凪人 - BOOTH
- EDIO-EMIT-NOTE - ウェイバックマシン(2009年4月16日アーカイブ分) - 公式サイト(閉鎖済み)
- 秋葉凪人:公開作品 - マンガ図書館Z
- 日本漫画学院 漫画家インタビュー - ウェイバックマシン(2001年2月20日アーカイブ分)
- そういうのろりこんっていうんだよね?秋葉凪人「パンダかめんの最期」(たまごまごごはん)
- 秋葉凪樹が織り成していた倫理観の倒錯劇(博物士)
- SMプレイと、身体の権利-秋葉凪人「こたえて☆まいはーと」-(ロリコンファル)[リンク切れ]
- 空のイノセントI(二次元系逆M批評) - ウェイバックマシン(2005年12月24日アーカイブ分)[リンク切れ]
- 空のイノセントII(二次元系逆M批評) - ウェイバックマシン(2006年1月10日アーカイブ分)[リンク切れ]
- サークル紹介・批評 RE-BORN(チーム千円玉)[リンク切れ]