コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

秘祭

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
秘祭
作者 石原慎太郎
日本の旗 日本
ジャンル 日本語
刊本情報
出版元 新潮社
出版年月日 1984年1月
id ISBN 4103015039
ウィキポータル 文学 ポータル 書物
テンプレートを表示

秘祭』(ひさい)は、1984年石原慎太郎が発表した小説。1998年新城卓によって映画化、2011年川島なお美主演で演劇化された。

概要

[編集]

発表当時、石原は自由民主党衆議院議員であった。

小説の舞台となった島は、八重山列島新城島をモデルにしたとされる。新城島ではアカマタ・クロマタという祭祀が行われ[1]、1970年代にはヤマハリゾートによるリゾート開発が行われていた[2][3][4]

ストーリー

[編集]

建設会社社員の高峯は、リゾート開発を推進するため沖縄県の八重山列島にある人口50人の小島に送り込まれた。島民とのコミュニケーションを大切にしようとするが、島民しか関われない島の因習に反発を覚えてしまう。

映画

[編集]
秘祭
監督 新城卓
脚本 石原慎太郎
原作 石原慎太郎
製作 新城卓
出演者 大鶴義丹
倍賞美津子
田村高廣
石原良純
本郷功次郎
音楽 知名定男
撮影 鈴木達夫
編集 井上治
配給 新城卓事務所
公開 日本の旗 1998年5月30日
上映時間 103分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

スタッフ

[編集]

キャスト

[編集]

舞台

[編集]

2011年8月30日-9月4日にスペース・ゼロで上演

スタッフ

[編集]
  • 主催:ダモアエムシープロモーション
  • 監修:新城卓
  • 脚本:守口悠介
  • 演出:郷田拓実
  • 演出助手:小形知巳
  • 舞台監督:中西輝彦
  • 音響:内藤博司
  • 照明:成瀬一裕
  • 美術:奥村康彦
  • 映像:栗山聡之・上田一郎
  • 衣装:三大時志保美
  • 音楽:清水一雄藤岡洋
  • 振付[中谷水嶺
  • キャスティング:村上正剛
  • プロデューサー:和田敦也

キャスト

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 安藤健二 (2024年8月18日). “撮影禁止の看板が埋め尽くす秘祭「アカマタ・クロマタ」。石垣島で私が見たものは...”. ハフポスト日本版. オリジナルの2017年8月8日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20170808122900/https://www.huffingtonpost.jp/kenji-ando/post_15561_b_17699150.html 
  2. ^ 竹富町史編集委員会 編『竹富町史 第五巻 新城島』2013年11月30日、10頁。 
  3. ^ 三木健『リゾート開発-沖縄からの報告』三一書房、1990年7月、90-91頁。 
  4. ^ 斎藤潤 (2021年1月8日). “在りし日の島影(7)跡形もなくなっていたパナリのリゾート施設”. 離島経済新聞. オリジナルの2021年10月24日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20211024190703/https://ritokei.com/voice/20572 

外部リンク

[編集]