秩父まつり会館
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秩父まつり会館(ちちぶまつりかいかん)は、埼玉県秩父市にある展示施設。日本三大曳山祭・日本三大美祭の「秩父夜祭」(ちちぶよまつり)を主題としている。
概要
[編集]秩父夜祭は隣接する秩父神社の例祭であり、毎年12月3日が大祭となっている。秩父夜祭の笠鉾・屋台は重要有形民俗文化財に、一連の行事は「秩父祭の屋台行事と神楽」として重要無形民俗文化財に指定されている。また、2016年(平成28年)には、日本の「山・鉾・屋台行事」の33件の一つとしてユネスコ無形文化遺産に登録された。
当館は、秩父夜祭等に関する各種資料の収集・保管・展示を目的として、1982年(昭和57年)9月に着工し、1984年(昭和59年)4月17日に秩父宮勢津子妃の臨席のもとで落成式典が営まれ、翌18日に開館した[1]。2014年(平成26年)4月29日に入館者数300万人を達成している[2]。
2014年度からリニューアルを開始し、2015年(平成27年)3月25日、第1弾として2階展示室の改修が完了した。2016年(平成28年)4月23日、体感型の展示室へとリニューアルされた1階展示室がオープン[3]。2017年(平成29年)3月1日、「秩父まつり廻廊」と名付けられた3Dシアターがオープンした[4]。
アクセス
[編集]埼玉県秩父市番場町2-8
脚注
[編集]- ^ 『博物館研究』第20巻第4号(日本博物館協会、1985年4月)10頁。
- ^ 秩父まつり会館入場者300万人達成! - 秩父市役所(市長室 秘書広報課)、2014年4月29日。
- ^ 秩父まつり会館:一新、展示室を体感型に あす公開 - 毎日新聞、2016年4月22日。
- ^ 秩父まつり会館に3Dシアター - 朝日新聞、2017年3月1日。