コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

稲城市歌

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
稲城市歌

市歌の対象
稲城市

作詞 朝倉修
作曲 髙橋有紀
採用時期 2021年11月1日
言語 日本語
テンプレートを表示

稲城市歌」(いなぎしか)は、日本東京都稲城市が制定した市歌である。作詞・朝倉修、作曲・髙橋有紀。

解説

[編集]

1971年昭和46年)に市制を施行した稲城市では、市内に在住していた実業家(関東文化開発グループ元社長)の森川幸吉が自ら作詞して市にシングル盤を寄贈した新民謡の「稲城梨唄」「稲城繁盛節」が市に関連する楽曲として存在し、A面収録の「稲城梨唄」の歌碑が稲城市役所近くに建てられている[1]。また、2009年平成17年)には歌手シルヴィアが生前最後にリリースした遺作としても知られる「愛の街 稲城」が市のイメージソングに採用されている[2]

同じ多摩地域2018年(平成30年)に市歌を制定した小金井市の調査に対して稲城市では上記の各楽曲につき「市歌ではなく他の位置付けの曲目がある」と回答していたが[3]、それから2年後の2020年令和2年)になり、翌2021年(令和3年)の市制50周年記念事業として正式に市歌を制定する方針を表明した。作詞と作曲はいずれも一般公募によるもので作詞部門は45篇、作曲部門は169篇の応募作からそれぞれ採用されたものである。市による制定告示は2021年11月1日付で行われ、11月6日に開催された市制施行50周年記念式典で初演奏が行われた。

2023年(令和5年)3月1日からは、防災無線で午後5時の時報に採用されている[4]

出典

[編集]
  1. ^ “町名・地名 名所旧跡”物語(155) 「稲城市」を記念して作られたうた「稲城梨唄」の碑”. 『ふれあい』201号. 日野法人会 (2022年11月15日). 2023年3月4日閲覧。
  2. ^ 平成22年第6回稲城市教育委員会定例会”. 稲城市教育委員会 (2010年6月22日). 2023年3月4日閲覧。
  3. ^ 多摩地域市歌調査一覧”. 小金井市市歌選定委員会 (2018年2月5日). 2023年3月4日閲覧。
  4. ^ 防災行政無線の放送メロディを「稲城市歌」に変更します”. 稲城市役所 (2023年2月1日). 2023年3月4日閲覧。

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]