稲邑清也
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稲邑 清也(いなむら きよなり、1939年(昭和14年) - 2017年(平成29年)11月23日[1])は、昭和から平成時代の医学物理学者。専門は放射線治療学、放射線物理学。
経歴・人物
[編集]金沢大学工学部電気工学科、大阪大学大学院工学研究科修士課程電子工学専攻、同研究科博士課程電子工学専攻を経て、1967年(昭和42年)日本電気に入社[1]。電子応用事業部医用電子部リニアック課に配属される[1]。その後、放射線医学総合研究所外来研究員などを経て、1990年(平成2年)大阪大学医療技術短期大学部教授(現・大阪大学医学部保健学科)となり、同大学医学部保健学科放射線技術科学専攻教授、同大学大学院医学系研究科保健学専攻教授を経て、2003年(平成15年)関西国際大学経営学部教授となった[1]。ほか、画像電子学会理事、日本医学放射線学会評議員、日本医学物理学会評議員・国際交流委員会委員長などを歴任した[1]。2017年(平成29年)11月23日、食道癌のため大阪府茨木市の病院にて逝去する[2]。78歳。
著書に『診療放射線技術』、『放射線治療学』、『放射線物理学』など[1]。