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窪田啓作

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

窪田 啓作(くぼた けいさく、1920年7月25日 - 2011年)は、日本フランス文学者詩人翻訳家銀行員。 本名・開造。

カミュ異邦人』の翻訳で知られる。

略歴

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神奈川県生まれ。1943年、東京帝国大学法学部卒業。在学中にマチネ・ポエティクに参加し詩や小説を書いた。

大学卒業後、東京銀行に入行。パリ、新橋各支店次長、国際投資部副参事役を経て、1948年欧州東京銀行頭取となる。

弟は窪田般彌

著書

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  • 『掌 短編集』(河出書房、方舟叢書) 1948

翻訳

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  • 『エロストラート』(人文書院、サルトル全集5) 1950
  • 異邦人』(アルベエル・カミユ、新潮社) 1951、のち文庫
  • 『幻を追ふ人』(ジュリアン・グリーン福永武彦共訳、創元社) 1951
  • 『結婚』(アルベエル・カミユ、新潮社) 1952
  • 『セシル』(バンジャマン・コンスタン、新潮社) 1953
  • 『夏』(アルベエル・カミユ、新潮社、一時間文庫) 1955
  • グレアム・グリーン 人と作品』(ヴィクトル・ド・パンジュ、窪田般弥共訳、河出新書) 1956
  • 『アルベエル・カミュ』(ロベエル・ド・リュペ、新潮文庫) 1957
  • 『裏と表 / 追放』(新潮社、カミュ著作集3) 1958
  • 『結婚 / シジフォスの神話』(矢内原伊作共訳、新潮社、カミュ著作集5) 1958
  • 『転落 / 追放と王国』(カミュ、佐藤朔共訳、新潮文庫) 1968

出典

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  • 日外アソシエーツ人物情報(2003年)