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竹内薫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
竹内 薫たけうち かおる
生年月日 (1960-07-02) 1960年7月2日(64歳)
別名 湯川 薫
出身地 日本の旗 日本東京都
学歴 東京大学教養学部理学部卒業
マギル大学大学院博士課程修了
職業 サイエンスライター作家
所属 オフィス・トゥー・ワン
ジャンル 物理学数学宇宙
公式サイト
公式サイト
備考
理学博士(Ph.D.)

(たけうち かおる、1960年7月2日[1] -)は、日本サイエンスライター、作家。東京都生まれ[1]。カトリック信徒。 横浜市在住[2]オフィス・トゥー・ワン所属[1]湯川薫名義で小説も執筆している[2]。物理、数学、脳、宇宙などの分野で解説書を執筆している[3]

経歴

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人物

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  • 母方の祖父は捕物小説の作家であった。
  • 茂木健一郎は東大理学部の同期で、盟友である[6]
  • 留学を終えて帰国した直後、有名な科学誌の編集者に紹介されて科学書の執筆に携わった所、編集サイドから幾度かの指摘を首を傾げつつ修正。その執筆原稿が、本人の確認もなく改竄・修正された上に、相対性理論は間違っている、という前提の疑似科学本に掲載されている事が、出版後に判明したと述べる[7]。折り悪く「と学会」で『トンデモ本』として取り上げられてしまい、疑似科学批判者から批判を受け、科学界から追放・放逐されたと主張している[8]

著書

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竹内薫名義

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1999年まで

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2000年代

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2010年代

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  • 自分はバカかもしれないと思ったときに読む本(河出書房新社 2013年)ISBN 9784309616780 2015年に文庫化
  • 体感する数学(エンターブレイン 2013年)ISBN 9784047288881
  • 体感する宇宙(KADOKAWA 2014年)ISBN 9784047295629
  • 文系のための理数センス養成講座(新潮新書 2017年)ISBN 978-4-10-610705-4
  • 『学年ビリから東大へ進み、作家になった私の勉強法 英数国の成績が劇的にアップする』PHP研究所〈心の友だち〉、2017年2月。ISBN 978-4-569-78633-9 
  • 『眺めて愛でる数式美術館』KADOKAWA〈角川ソフィア文庫〉、2017年5月。ISBN 978-4-04-105372-0 
  • 『ペンローズのねじれた四次元 時空はいかにして生まれたのか 増補新版』講談社〈ブルーバックス〉、2017年12月。ISBN 978-4-06-502040-1 
  • 『子どもが主役の学校、作りました。』KADOKAWA、2017年12月。ISBN 978-4-04-105567-0 
  • 『「プログラミングができる子」の育て方 知識ゼロのパパ・ママでも大丈夫!』日本実業出版社、2018年8月。ISBN 978-4-534-05618-4 
  • 『理数センスが育つ算数王パズル 小学生全学年対象 初級編』小学館、2018年9月。ISBN 978-4-09-253486-5 
  • 『理数センスが育つ算数王パズル 小学生全学年対象 中級編』小学館、2018年9月。ISBN 978-4-09-253487-2 
  • 『ホーキング博士 人類と宇宙の未来地図 竹内薫』宝島社〈サイエンスライター〉、2018年9月。ISBN 978-4-8002-8680-2 
  • 『大人の数学やりなおしドリル 中学3年分を解きなおす!』笠倉出版社〈SAKURA MOOK〉、2018年11月。ISBN 978-4-7730-5999-1 監修。
  • 『怖くて眠れなくなる科学』PHP研究所〈PHP文庫〉、2018年12月。ISBN 978-4-569-76868-7 
  • 『ノーベル賞受賞日本人科学者21人こころに響く言葉』悟空出版、2019年2月。ISBN 978-4-908117-60-2 
  • 『「文系?」「理系?」に迷ったら読む本 AI時代の進路の選び方』PHP研究所〈心の友だち〉、2019年2月。ISBN 978-4-569-78841-8 
  • 『赤字指導解説つき大人の算数学びなおしテスト』笠倉出版社〈SAKURA MOOK〉、2019年4月。ISBN 978-4-7730-2633-7 監修。
  • 『虚数はなぜ人を惑わせるのか』朝日新聞出版〈朝日新書〉、2019年8月。ISBN 978-4-02-295028-4 
  • 『「ファインマン物理学」を読む 量子力学と相対性理論を中心として 普及版』講談社〈ブルーバックス〉、2019年10月。ISBN 978-4-06-517239-1 
  • 『わが子をAIの奴隷にしないために』新潮社〈新潮新書〉、2019年12月。ISBN 978-4-10-610842-6 

2020年代

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  • 『「ファインマン物理学」を読む 電磁気学を中心として 普及版』講談社〈ブルーバックス〉、2020年2月。ISBN 978-4-06-518800-2 
  • 『竹内薫の「科学の名著」案内 文系でも面白い!世の中の見方が変わる90冊!』徳間書店、2020年2月。ISBN 978-4-19-865015-5 
  • 『「ファインマン物理学」を読む 力学と熱力学を中心として 普及版』講談社〈ブルーバックス〉、2020年3月。ISBN 978-4-06-519008-1 
  • 『感染症、AI新時代を生き抜く科学知識の身につけ方 竹内薫の「科学の名著」案内』徳間書店、2020年6月。ISBN 978-4-19-865031-5 
  • 『面白くて眠れなくなる遺伝子』PHP研究所〈PHP文庫〉、2020年7月。ISBN 978-4-569-90062-9 
  • 『宇宙の謎に迫る 最新 天文学最前線』清水書院〈GEOペディア〉、2020年7月。ISBN 978-4-389-50119-8 監修。
  • 『中高生の悩みを「理系センス」で解決する40のヒント』PHP研究所〈心の友だち〉、2020年10月。ISBN 978-4-569-78951-4 
  • 『大人の算数やりなおしドリル 小学校6年分+中学校3年分 改訂版』笠倉出版社、2021年4月。ISBN 978-4-7730-6129-1 
  • 『「耳コピ」日常英会話 日本にいながらわが子をバイリンガルにした、たった1つの方法』PHP研究所〈PHP文庫〉、2021年6月。ISBN 978-4-569-90137-4 
  • 『10年後の世界を生き抜く教育 日本語・英語・プログラミングをどう学ぶか』茂木健一郎との共著、祥伝社<祥伝社黄金文庫>、2021年6月。ISBN 978-4396318079
  • 『ゼロから学ぶ量子力学 普及版 量子世界への、はじめの一歩』講談社<ブルーバックス>、2022年3月。ISBN 978-4065274019
  • 『僕たちはいつ宇宙に行けるのか』山崎直子との共著、青春出版社、2022年6月。ISBN 978-4413113847
  • 『AI時代を生き抜くための仮説脳』 リベラル社<リベラル新書>、2023年5月。ISBN 978-4434320101
  • 『オヤジも目覚める! ChatGPT革命 生成AIで何が変わる? 何が問題?』徳間書店、2023年8月。ISBN 978-4198656775

推理小説

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湯川薫名義で刊行していたが、2010年4月の文庫化時より竹内薫名義。

  • ディオニシオスの耳 (徳間書店 トクマ・ノベルズ 1999年2月) ISBN 9784198504458
    • ディオニシオスの耳 ―シュレ猫探偵 (徳間文庫 2010年4月)ISBN 978-4198931452
  • 虚数の眼 (徳間書店 トクマ・ノベルズ 1999年9月) ISBN 9784198504717
  • イフからの手紙 (徳間書店 トクマ・ノベルズ 2000年9月) ISBN 9784198505059
  • Dの虚像 (カドカワ・エンタテインメント 2000年12月) ISBN 9784047881549
  • 漂流密室 —世界遺産ミステリー〈1〉屋久島 (徳間書店 トクマ・ノベルズ 2001年7月) ISBN 9784198505325
  • 百人一首 一千年の冥宮 (新潮社 新潮ミステリー倶楽部 2002年8月) ISBN 9784106027710

番組への出演

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テレビ

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ラジオ

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脚注

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  1. ^ a b c 竹内 薫|タレント|プロフィール|オフィス・トゥー・ワン
  2. ^ a b c d e f g h 竹内薫プロフィール 竹内薫オフィシャルサイト
  3. ^ 竹内薫、『素数はなぜ人を惹きつけるのか』、朝日新聞出版、2015年、200ページ、ISBN 978-4-02-273603-1
  4. ^ 東大から留学、「ソ連」崩壊で就職難 作家・竹内薫氏”. NIKKEI STYLE 出世ナビ (2021年4月12日). 2021年4月13日閲覧。
  5. ^ String theory and the early universe Takeuchi, Kaoru 1992
  6. ^ 『思考のレッスン 発想の原点はどこにあるのか』(竹内 薫,茂木 健一郎):講談社+α文庫 製品詳細 講談社BOOK倶楽部”. 講談社BOOK倶楽部. 2020年6月23日閲覧。
  7. ^ 著書『文系のための理数センス養成講座』102頁。
  8. ^ 【竹内薫の科学・時事放談】疑似科学での本人の言。
  9. ^ 小山薫堂が社員旅行により欠席した為

関連項目

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外部リンク

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