竹田道太郎
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竹田 道太郎(たけだ みちたろう、1906年(明治39年)11月6日[1] - 1997年(平成9年)12月10日[1])は、日本の美術評論家。
新潟県柏崎市出身[1]。早稲田大学文学部ドイツ文学科卒業[1]。都新聞社の記者を経て[1]、1936年2月から朝日新聞社記者[1]。社会部、学芸部、雑誌編集室で美術関係の記事を担当した[1]。近代日本の日本画家を対象として評論活動をおこなった。1961年朝日新聞社を定年退社[1]。定年後は女子美術大学教授、武蔵野美術大学教授を務めた[1]。
著書
[編集]- 『新聞における美術批評の変遷』(朝日新聞調査研究室報告 社内用) 1955
- 『画壇青春群像』(雪華社) 1960
- 『美術記者30年』(朝日新聞社) 1962
- 『日本近代美術史』(近藤出版社) 1969
- 『続 日本美術院史』(中央公論美術出版) 1976
- 『大正の日本画 現代美の源流を探る』(朝日新聞社) 1977
- 『近代日本画を育てた豪商 原三渓』(有隣堂、有隣新書) 1981
- 『巨匠達が生れる迄』(真珠社) 1985
- 『安田靫彦 清新な美を求め続けた日本画家』(中央公論美術出版) 1988 - 新書判
- 『新聞における美術批評の変遷』(ゆまに書房) 2010
共著・解説
[編集]- 『日本画とともに 十大巨匠の人と作品』(鈴木進共著、雪華社) 1957
- 『小林古径』(集英社、現代日本美術全集5) 1971
- 『福田平八郎』(矢内原伊作共著、集英社、現代日本美術全集6) 1973
- 『鏑木清方』(編著、講談社、日本の名画19) 1973
- 『鏑木清方 / 上村松園 / 竹久夢二』(内山武夫, 長田幹雄共編著、講談社、日本の名画9) 1977
- 『小林古径 / 安田靫彦』(小学館、現代日本絵巻全集8) 1983