竹盛天雄
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竹盛 天雄(たけもり てんゆう、1928年8月23日[1] - 2019年11月27日[2])は、日本の日本文学研究者。専門は近代文学で、森鷗外や永井荷風などを研究した[2]。本名・竹盛 天勇(たけもり てんゆう)[1]。早稲田大学名誉教授。
広島県比婆郡生まれ[1]。1943年森永契天のもとで禅門得度し、天勇と改名[1]。1947年駒澤大学予科入学、1952年早稲田大学第一文学部文学科国文学専修卒業[1]。卒業後は群馬県立前橋商業高等学校や経過高等学校の教員を務め[1]、1967年早稲田大学専任講師[1]。1970年同助教授[1]。1999年3月定年退職[1]。
名誉教授。1991年から『国文学 解釈と鑑賞』に「鷗外 その出発」を長期連載。
著書
[編集]- 『鷗外 その紋様』小沢書店 1984
- 『介山・直哉・龍之介 1910年代孤心と交響』明治書院 1988
- 『漱石文学の端緒』筑摩書房 1991
- 『明治文学の脈動 鷗外・漱石を中心に』国書刊行会 1999
編著
[編集]- 『夏目漱石必携』学燈社 1981
- 『夏目漱石必携 2』学燈社 1985
- 『森鷗外必携』学燈社 1990
- 『新・現代文学研究必携』学燈社 1993
- 『講座森鷗外』全3巻 平川祐弘,平岡敏夫共編、新曜社、1995-1997
- 『學藝小品 森鷗外/稲垣達郎』明治書院 1999
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i 「竹盛天勇先生略年譜・著作目録」『国文学研究』第127巻、早稲田大学国文学会、1999年3月、140-141頁。
- ^ a b “竹盛天雄さん死去:朝日新聞デジタル”. 朝日新聞デジタル. 2019年11月27日閲覧。
参考文献
[編集]- 「竹盛天勇先生略年譜・著作目録」(『国文学研究』第127集、1999年3月)