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竺覚暁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

竺 覚暁(ちく かくぎょう、1942年5月6日 -2020年4月20日)は、日本の建築史学者。科学技術稀覯書研究家。金沢工業大学ライブラリセンター館長。同建築アーカイヴス研究所顧問。

経歴

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富山県立富山高等学校から工学院大学建築学科に進み[1]、1966年に卒業[2]。そのあと富山大学文理学部文学科で哲学を学び[1]、1969年に卒業する[2]工学博士東京大学)。

1971年に金沢工業大学助手となり、1981年に教授に就任した[1]。以後同学で教職に就く傍ら、1985 - 1987年にはマサチューセッツ工科大学で国際問題研究センターおよび科学・技術・社会プログラム兼任客員研究員、1990 - 1991年にはアメリカ議会図書館の国際研究員を務めている[1]。また学外では日本建築学会の理事を複数期務めたほか、野々市市情報交流館及び野々市市文化会館などの館長、国立近現代建築資料館運営委員会座長、建築空間デジタルアーカイヴス(DAAS)理事長、NPO建築文化継承機構理事などを務めた[2]

著書

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自著

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  • The Dawn of Science and Technology KIT Press、1982年
  • 『建築の誕生‐ギリシア・ローマ神殿建築の空間概念』中央公論美術出版、1995年
  • 『世界を変えた書物』金沢工業大学ライブラリーセンター、1999年
  • 『図説 世界を変えた書物 科学知の系譜』グラフィック社、2017年

訳書

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ハンノ・ヴァルター・クルフト『建築論全史』(1・2)中央公論美術出版、2009・2010年

脚注

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  1. ^ a b c d 教員プロフィール - 金沢工業大学
  2. ^ a b c 担当教員紹介 - 金沢工業大学建築史研究室(リンク先の「竺覚暁教授」を参照)