笛田宇一郎
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笛田 宇一郎(ふえだ ういちろう、1950年(昭和25年)- )は、日本の俳優・演出家。
略歴
[編集]神奈川県鎌倉市出身。神奈川県立湘南高等学校→東京大学英語英米文学科卒業。1976年、早稲田小劇場入団。リア王、ディオニュソスなどを演じる一方、富山県利賀村のサマースクールや海外で俳優の指導に当たる。1980年、池袋アトリエ開場記念公演『絶対値』を構成・演出。 1990年〜1992年、水戸芸術館常任演出家として3公演を構成・演出。1995年、第二回読売演劇大賞優秀男優賞受賞。1996年、劇団を退団後、笛田宇一郎演劇事務所を設立。<二十一世紀演劇シリーズ>として3公演、<現在/演劇シリーズ>として3公演、そのほか、『ハムレット/オフィーリア』、『激しく待ち焦がれながら/悪こそは未来』などを構成・演出。 俳優としては、清水信臣、岡本章、佐藤信らの演出作品に持続的に出演。2008年、クオ・パオクン(郭宝昆)がシンガポールに創設した演劇教育機関 TTRP(Theatre Training & Research Program)で身体訓練を指導し、卒業公演として『ハムレットマシーン』を演出。2008年8月、創立メンバーと共にTAGTAS(Trans-Avant-Garde Theater Association)を結成。
著書
[編集]- 「二十一世紀演劇原論」(れんが書房新社)
- 近刊「身体性の幾何学(エチカ)」(れんが書房新社)