第三五ヶ瀬川橋梁
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第三五ヶ瀬川橋梁 | |
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基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 宮崎県西臼杵郡日之影町 |
交差物件 | 五ヶ瀬川・宮崎県道237号 |
用途 | 鉄道橋 |
路線名 | 高千穂線 |
設計者 | 鉄道省 |
施工者 | 鉄道省 |
開通 | 1939年 |
座標 | 北緯32度37分23.2秒 東経131度25分10.0秒 / 北緯32.623111度 東経131.419444度 |
構造諸元 | |
形式 |
鋼製トラス:46.8m×1連 RC方杖ラーメン:17.2m×6連 |
全長 | 274.8 m |
地図 | |
第三五ヶ瀬川橋梁の位置 | |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
第三五ヶ瀬川橋梁(だいさんごかせがわきょうりょう[1])は、2008年12月に廃線となった高千穂鉄道高千穂線の日向八戸駅 - 吾味駅間(宮崎県西臼杵郡日之影町)にある鉄道橋で、五ヶ瀬川を跨いでいる。
コンクリートと鉄の複合構造の橋梁で、国の重要文化財[2]・土木学会の選奨土木遺産に指定されている[3]。
廃線後は、日之影町が森林セラピー基地のコースの1つ「TR鉄道跡地散策コース」の中に組み込まれ、遊歩道として開放されている。
歴史
[編集]- 1939年 - 国鉄日ノ影線 槇峰 - 日ノ影間を延伸開業に伴い運用開始[4]
- 2005年(平成17年)9月6日 - 台風14号による増水で全線で運行休止
- 2008年(平成20年)12月28日 - 槇峰 - 高千穂間 廃止
- 2010年(平成22年) - 土木学会の選奨土木遺産 選奨
- 2020年(令和2年)12月23日 - 国の重要文化財 指定
脚注
[編集]- ^ “九州の近代土木遺産 九州の近代土木遺産マップ 第三五ヶ瀬川橋梁 - 公益社団法人 土木学会西部支部”. www.jsce.or.jp. 2021年1月10日閲覧。
- ^ “インターネット版官報”. kanpou.npb.go.jp. 2021年1月10日閲覧。
- ^ “みやざきぶらり旅 近現代建築編6 第三五ヶ瀬川橋梁(日之影町) 「つぎはぎ」近代建築の粋 資材不足、難所 知恵で克服”. 『宮崎日日新聞』 (株式会社宮崎日日新聞社) (第29486号): p. 17【くらし】. (2023年2月22日)
- ^ “第三五ヶ瀬川橋梁の解説シート | 土木学会 選奨土木遺産”. committees.jsce.or.jp. 2021年1月10日閲覧。