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第216師団 (日本軍)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
第216師団
創設 1945年昭和20年)4月2日
廃止 1945年(昭和20年)
所属政体 大日本帝国
所属組織 大日本帝国陸軍
部隊編制単位 師団
兵種/任務 歩兵
人員 約20,000名
所在地 京都-熊本
編成地 京都
通称号/略称 比叡10251
補充担任 京都師管区
最終上級単位 第16方面軍
最終位置 熊本県 宇土
戦歴 太平洋戦争
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第216師団(だいにひゃくじゅうろくしだん)は、大日本帝国陸軍師団の一つ。

太平洋戦争の末期、1945年昭和20年)1月20日に帝国陸海軍作戦計画大綱が策定された結果、本土決戦に備えるべく急造が決定した54個師団の一つであり、そのうちの第二次兵備として、4月2日に編成された8個の機動打撃師団の一つである。

沿革

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第216師団は、1945年(昭和20年)4月2日に京都で編成され、第16方面軍直轄部隊として作戦地の熊本に配備中に終戦を迎えた。歩兵第524連隊の第三大隊の場合、編成地の姫路発は8月20日の予定であったが、大隊長藤原彰大尉の判断で予定を繰り上げ、臨時列車を編成し8月18日に姫路を発って熊本県来民に赴き、9月下旬に姫路に戻り解散した。

師団概要

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歴代師団長

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  • 中野良次 中将:1945年(昭和20年)4月30日 - 終戦

参謀

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  • 吉田俊隈 少佐:不詳 - 終戦[1]
  • 河合康夫 少佐:不詳 - 終戦[1]

最終所属部隊

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  • 歩兵第522連隊(京都):富田実中佐
  • 歩兵第523連隊敦賀):平井重文中佐
  • 歩兵第524連隊(姫路):片岡太郎中佐
  • 野砲兵第216連隊(京都):名川義人中佐
  • 迫撃第216連隊(京都):幡川錬治大佐
  • 第216師団速射砲隊:大塚泰一大尉
  • 第216師団機関砲隊:垣本政治少佐
  • 第216師団工兵隊
  • 第216師団輜重隊:竹内一郎少佐
  • 第216師団通信隊:富田義雄大尉
  • 第216師団兵器勤務隊
  • 第216師団第4野戦病院

脚注

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  1. ^ a b 『帝国陸軍編制総覧』1144頁。

参考文献

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  • 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年。
  • 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年。
  • 福川秀樹『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。
  • 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。

関連項目

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