コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

第25回東京箱根間往復大学駅伝競走

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
東京箱根間往復大学駅伝競走 > 第25回東京箱根間往復大学駅伝競走
日本の旗 第25回東京箱根間往復大学駅伝競走
試合日程 1949年1月5日 - 1月6日
出場校 12校
総合優勝校 明治大学
往路優勝校 明治大学
復路優勝校 中央大学
 < 19481950 > 
テンプレートを表示

第25回東京箱根間往復大学駅伝競走(だい25かいとうきょうはこねかんおうふくだいがくえきでんきょうそう)は、1949年1月5日から1月6日まで開催された25回目の東京箱根間往復大学駅伝競走である。

概要

[編集]

1区から全区間を1位で通過した明治大学が2年ぶり7度目の優勝を果たした[1]

3大会連続3回目の出場であった神奈川師範学校は、3区の今井実が倒れて大会史上初の途中棄権となった[1]。また、5区では中央大学の西田勝雄がゴール200m前で倒れたが、関係者に抱え起こされてゴール。本来、選手に触れることは規則違反だが、審判長が認めたため失格とはならなかった[2][3]

初出場を果たした日本体育専門学校(後の日本体育大学)はこの大会から2024年時点で76回連続で出場している。

参加大学

[編集]
No. 大学名 前回順位 出場回数
1 中央大学 前回1位 20大会連続22回目
2 明治大学 前回3位 3大会連続22回目
3 専修大学 前回4位 11大会連続11回目
4 法政大学 前回6位 5大会連続23回目
5 早稲田大学 前回7位 4大会連続21回目
6 東京体育専門学校 前回8位 3大会連続3回目
7 神奈川師範学校 前回9位 3大会連続3回目
8 東洋大学 前回10位 2大会連続10回目
9 立教大学 前回11位 2大会連続9回目
10 横浜専門学校 第21回7位 4大会ぶり6回目
11 東京文理科大学 第23回7位 2大会ぶり14回目
12 日本体育専門学校 初出場

成績

[編集]
大会成績
総合優勝 明治大学 13時間36分11秒
往路優勝 明治大学 6時間52分59秒
復路優勝 中央大学 6時間41分35秒

総合成績

[編集]
総合順位 大学名 総合記録 1位との差 通過順位 備考
往路 復路
1区 2区 3区 4区 5区 6区 7区 8区 9区 10区
1 明治大学 13時間36分11秒 -時間--分--秒 1 1 1 1 1 1 1 1 1 1
2 早稲田大学 14時間02分53秒 3 2 2 2 2 2 2 2 2 2
3 東京体育専門学校 14時間11分26秒 9 6 5 6 4 3 3 4 4 3
4 中央大学 14時間14分12秒 2 7 8 7 9 10 10 7 7 4
5 東京文理科大学 14時間18分04秒 7 5 7 8 7 6 6 6 5 5
6 法政大学 14時間18分57秒 4 3 3 3 3 4 4 3 6 6
7 日本体育専門学校 14時間19分05秒 8 8 4 5 5 5 5 5 3 7
8 専修大学 14時間40分21秒 10 10 10 10 10 9 9 8 8 8
9 立教大学 14時間55分16秒 5 9 9 9 8 8 8 9 9 9
10 東洋大学 15時間09分49秒 6 4 6 4 6 7 7 10 10 10
11 横浜専門学校 15時間49分40秒 12 12 11 11 11 11 11 11 11 11
棄権 神奈川師範学校 --時間--分--秒 11 11 X - - - - - - - *1
(「X」は当該区間の途中棄権、「-」はオープン参加による記録なし)
*1:3区で途中棄権したため順位なし

脚注

[編集]
  1. ^ a b 【第25回箱根駅伝】明治大、全区間1位通過で7度目V…神奈川師範学校が大会史上初の途中棄権”. 読売新聞オンライン (2023年12月7日). 2024年5月18日閲覧。
  2. ^ 明大が7度目V/写真で振り返る第25回箱根駅伝 - 箱根駅伝 : 日刊スポーツ”. nikkansports.com. 2024年5月18日閲覧。
  3. ^ 【Playback箱根駅伝】第25回/中大、早大にアクシデント続出 堅実な継走の明大が7度目のV 日本体育専門学校が初出場”. 月陸Online|月刊陸上競技 (2023年12月10日). 2024年5月18日閲覧。

外部リンク

[編集]

第25回大会(箱根駅伝公式サイト)