笹井隆司
笹井 隆司(ささい りゅうじ、1961年12月21日 - )はベーシスト、ゲームミュージックの作曲家。大阪府出身。
人物・略歴
[編集]15歳頃からバンド活動を始める。
1983年、ノヴェラに加入。ベーシストとして演奏の他、数曲の作曲も手掛ける。
1986年、ノヴェラ解散。
ノヴェラ解散後はアルバイトをしていたパソコンゲーム会社でゲーム作品の作曲を担当。以降、音楽スタッフを募集している会社にテープを送り、様々なゲーム作品の音楽に携わるようになる。スクウェア(現:スクウェア・エニックス)に入社するまでは主にチャンピオンソフト、マイクロキャビン、クリスタルソフトなどの作品で音楽を担当した。
1991年、フリーとしてゲーム音楽に携わっている中、クリスタルソフトの元スタッフである藤岡千尋に依頼され『時空の覇者 Sa・Ga3 [完結編]』の音楽を制作し、同作品の開発終了後にスクウェアに入社[1]。スクウェア大阪開発部に所属し、『ルドラの秘宝』や『ブシドーブレード弐』等の音楽を担当する[2]。
1998年、アクション解散。スクウェアを退社。
以降は様々なバンドにベースとして参加した他、作品のスタッフクレジットなどに名前を出さず、アダルトゲーム、パチンコ、バンド等の作曲や編曲を手掛けた。
2011年、『サガ3時空の覇者 Shadow or Light』の作曲・編曲を伊藤賢治と共に担当。
2015年、『ドラゴンシンカー 竜沈めの末裔』の作曲を担当。
2016年、『マギアコネクト』、『フェアリーエレメンツ』の作曲を担当。
同年11月、12月にサガシリーズ25周年を記念して開催された『サガ オーケストラ コンサート 2016』の東京・大阪公演のゲストとして、伊藤賢治、藤岡千尋と共に参加。
2017年、『ドラゴンラピス』、『アルバスティア戦記』の作曲を担当。
2018年、『カドバトうぉーず!』の作曲を担当。
2019年、『アンビションレコード』の作曲を担当。小規模イベントのゲストとして、藤岡千尋と共に参加。
2019年現在、フリーとして活動。
好きなアーティストにエクストリーム、ジューダス・プリースト、レッド・ホット・チリ・ペッパーズを挙げる。
バンド時代からギターも演奏しており、『ファイナルファンタジーUSA ミスティック クエスト サウンドコレクションズ』に収録されているアレンジ曲等は自身でギターを演奏している。
自身が過去に音楽を担当した作品のアレンジ曲や新曲を制作し、知人がニコニコ動画に投稿を行っている。
作曲
[編集]ノヴェラ在籍時代
[編集]- ブレイン・オブ・バランス
- GRAFFITI LIGHT
- PAPER MUSIC(共作:平山照継)
- ワーズ
- REVERIE
- GOING TO THE KINGDOM
スクウェア在籍時代
[編集]フリー(無所属)
[編集]- チャンピオンソフト
- 女性社員を活かす法(『Rance -光をもとめて-』に一部の曲が流用されており、以降のシリーズ作品にもアレンジされた曲が使用されているがノンクレジット)
- ちょっと名探偵(同上)
- タウヒード(同上)
- マイクロキャビン
- ホワッツ マイケル What's Michael ?
- サーク(共作:新田忠弘)
- サークII(共作:新田忠弘)
- フレイ(共作:新田忠弘)
- MSX2版ファイナルファンタジー(原曲:植松伸夫、共同編曲:新田忠弘)
- クリスタルソフト
- ケムコ
- ドラゴンシンカー 竜沈めの末裔
- フェアリーエレメンツ
- ドラゴンラピス
- アルバスティア戦記
- アンビションレコード
- 他
- ウインダリア[要出典]
- AIZA NEW GENERATION(ティールハイト、共作)
- 時空の覇者 Sa・Ga3 [完結編](スクウェア、共作:藤岡千尋)
- ソード・ワールドPC(T&E SOFT、共作:木下ゆみ・釜木茂一)
- リューヌ伝説 ~時空の彼方~(ブラザー工業、共作)
- サガ3時空の覇者 Shadow or Light(スクウェア・エニックス、原曲:笹井隆司・藤岡千尋、共同作編曲:伊藤賢治)
- ラストクロニクルオンライン(ホビージャパン)[要出典]
- マギアコネクト(藤商事・エディア、共作)
- カドバトうぉーず!(イッタロ)