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笹木芳光

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

笹木 芳光(ささき よしみつ、嘉永3年〈1850年〉 ‐ 明治24年〈1891年〉)とは、明治時代大阪浮世絵師

来歴

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中井芳滝の門人でその弟[1]。俗名は嘉造。川崎巨泉によれば芳滝は明治7、8年の頃、祖先の姓である笹木氏を名乗ることがあったが、その後笹木の名を弟の嘉造に譲ったという。作画期は明治6年(1873年)から明治13年(1880年)の頃にかけてとされ、中判の役者絵などを残している。享年42。

作品

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脚注

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  1. ^ 『原色浮世絵大百科事典』第2巻は歌川芳梅の門人とするが、芳滝の門人だった川崎巨泉の「中井芳瀧先生略伝」には、「先生の在阪中、門人として教えを受けた人も数十人あつたが」という中に嘉造(芳光)の名がある。
  2. ^ 八反裕太郎 『描かれた祇園祭ー山鉾巡業・ねりもの研究』 思文閣出版、2018年1月24日、pp.798-799、ISBN 978-4-7842-1906-3

参考文献

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  • 川崎巨泉 「中井芳瀧先生略伝」 『浮世絵志』第卅一号 浮世絵志会、1931年
  • 川崎巨泉 「中井芳瀧の片影」 『郷土研究 上方』(第11巻) 新和出版社、1969年 ※壱百参拾八号所収。復刻版、原著は昭和17年(1942年)6月刊行
  • 日本浮世絵協会編 『原色浮世絵大百科事典』(第2巻) 大修館書店、1982年