箱の中の女 処女いけにえ
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箱の中の女 処女いけにえ | |
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監督 | 小沼勝 |
脚本 | ガイラ |
出演者 |
蔡令子 木築沙絵子 草薙幸二郎 田村寛 |
撮影 | 遠藤政史 |
編集 | 奥原茂 |
配給 | にっかつ |
公開 | 1985年9月7日 |
上映時間 | 82分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
『箱の中の女 処女いけにえ』(はこのなかのおんな しょじょいけにえ)は、1985年に製作された小沼勝監督の日本映画[1]。英題は『A WOMAN IN THE BOX VIRGIN SACRIFICE』[2]
概要
[編集]にっかつロマンポルノ後期の実録シリーズ、ロマンXシリーズ第一弾として公開された。1984年に全米を騒がせた女性監禁事件「コリーン・スターン誘拐事件」をモチーフに、舞台設定を日本に変えてシナリオが練られた。脚本担当のガイラは小水一男の別名義。また後年、助監督時代の中田秀夫がスタッフとして関わっていたことが明かされている[3]。
猥雑さを出すため、フィルム撮影では小回りが利かないことを理由にオールビデオ撮り[4]という撮影方法がとられている。R18+作品。
あらすじ
[編集]新宿の雑踏に泊まるキャンピングカー。その中では夫婦がSEXに興じていた。ある日、彼らは雨宿りしている実千代を見つけ、彼女を性奴隷にすることを思いつく。車に載せる事に成功した2人は実千代を生臭い地下に監禁し手錠をかけ、頭だけ出た状態で箱をかぶせて陵辱の限りを尽くす。
キャスト
[編集]スタッフ
[編集]- プロデューサー:半沢浩
- 企画:植木実
- 脚本:ガイラ
- 撮影:遠藤政史
- 照明:田島武志
- 録音:佐藤富士男
- 美術:川船夏夫
- 編集:奥原茂
- VE:遠藤進一
- 助監督:高根美博
- 音楽:木村孝
- 選曲:山田繁
- 音声:田村和生
- 効果:東洋音響
- 現像:東洋現像所
- 宣伝:東康彦
- 制作担当:江島進
- 監督:小沼勝
- 製作・配給・提供:にっかつ
関連作品
[編集]- 箱の中の女2(1988年、にっかつ)監督:小沼勝。続編。ストーリーのつながりはなくキャスティングは一新されている[5]。
- サディスティック&マゾヒスティック(2000年、日活)監督:中田秀夫、本作を含む撮影裏話を交え、小沼勝を追ったドキュメンタリー映画[6]。
出典
[編集]- ^ “箱の中の女 処女いけにえ”. NIKKATSU. 2020年1月24日閲覧。
- ^ “Hako no naka no onna: Shojo ikenie (original title)”. imdb.com. 2020年1月24日閲覧。
- ^ “<サド&マゾ>小沼勝監督特集 5週目のゲストは女優の木築沙絵子。 ロマンポルノ最後の金字塔とまで言われる作品の裏側とは? – CINEMATOPICS” (2001年2月25日). 2020年1月24日閲覧。
- ^ “鬼才・小沼勝が愛した日活ロマンポルノと美しき女優たち”. NEWSポストセブン (2017年2月9日). 2020年1月23日閲覧。
- ^ “箱の中の女2|日本の映画情報を検索 日本映画情報システム”. www.japanese-cinema-db.jp. 2020年1月24日閲覧。
- ^ “サディスティック&マゾヒスティック|日本の映画情報を検索 日本映画情報システム”. www.japanese-cinema-db.jp. 2020年1月24日閲覧。